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2008年03月 アーカイブ

2008年03月03日

2008年3月3日 No.34

一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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   一歩先行く  i メールマガジン   >>>  2008年3月3日 No.34

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┃C┃O┃N┃T┃E┃N┃T┃S┃

┏ AS/400 20年史ノート (1) 1988年6月20日。異例づくしの製品発表
┏ 今週の事例 >>> グローバル ゲームメーカー S社、
             S/D ManagerでIT内部統制対策
┏ 今週の注目>>> 明日開幕! 注目の「ICタグ2008」へウェルキャットが出展
┏ インタビュー >>> 上甲將隆 株式会社ミガロ 代表取締役社長 [前編]
┏ 数字のコラム:1992


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┏ AS/400 20年史ノート (1) 1988年6月20日。異例づくしの製品発表
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 1988年6月20日、System iの前身である「AS/400」が発表されました(正式発表日
は、翌21日)。それから20年、AS/400は「iSeries」「System i5」と名称を変更した
ものの、基本的な設計思想は変えることなく、世界で80万台以上を販売し、現在に至
ります。

 この間、システムコードの全面的な書き換えやRISCプロセッサーの採用、他OSへ
の対応など技術的な大改革をいく度も重ね、一方、業績面では破竹の勢いと低調の
うねりを繰り返してきました。

 そして何よりも驚くべき事実は、System i5と名前を変えたAS/400は今も現役で、
技術革新を続け、市場のリーダー的存在であり続けていることです。

 しかし最近、日本IBMの関係者は、「System iはハードウェアではなく、OS」といっ
た説明を繰り返しています。AS/400の生みの親であるフランク・ソルティス氏も、昨
年のiSUC講演で、そんな発言をしていました。この真意は何なのでしょうか?

 このコラムでは、AS/400の20年を振り返り、現在のSystem iを考える材料を「ノー
ト」していきたいと思っています。着地点がどこになるのか、今は先を見通せません
が、毎週、資料とメモと記憶を頼りにノートしていきます。こんな情報があるよ、昔
の話を聞かせてあげるよ、という奇特な方がおられましたら、ぜひ、info@all-as400.
net までご連絡をお願いいたします。

 さて、1988年6月20日この日は月曜日でした。当時、日本IBMの記者発表は、
火曜・水曜または金曜となるのが通例でした。火曜・水曜の発表はよいニュース、金
曜ならネガティブな内容が含まれているというのが記者たちの理解です。火曜・水曜
の発表であれば翌日の日刊紙に載せることができ、仕事モードの人たちに見てもら
えます。さらに、週刊のビジネス誌や経済誌の締切に間に合わせることができ、翌週
月曜の発売号に掲載できます。つまり、タイムリーに情報を伝えるのなら火曜・水曜
が好都合だったのです。これに対して金曜発表は、日刊紙なら土曜の掲載、週刊誌
なら翌々週の号となってしまいます。あまり人目にさらしたくない情報は、このタイ
ミングがよかったのです。そしてAS/400は、このいずれとも異なる月曜に発表された
のでした。

 AS/400は、「1988年6月21日(火)、世界同時発表」というのが公式アナウンスで
す。正式なニュースリリースの日付は、日米とも「6月21日」となっています。しか
し、日本での実際の発表は6月20日(月)。つまり日本が開発元の米国に先ん
じて、1日早く発表したのです。これは当時としては非常に珍しいことでした。月曜
発表が異例なら、先行発表も異例だったのです。そしてこれは、日本IBMが米国本
社に対して強い申し入れを行ったため、とされています。

 なぜ日本IBMは、わずか1日の先行発表にこだわったのでしょうか。それは、この時
期に「日本IBMは中・小型ユーザーに注力していく」という強いメッセージを出す必
要に迫られていたからだと筆者は見ています。[以下、次号に続く]

[一歩先行く iメールマガジン No.34 2008.3.3]

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┏ 今週の事例 >>> グローバル ゲームメーカー S社

  「S/D Manager」を利用した情報システム部門におけるJ-SOX法 IT内部統制対策
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 グローバルで活躍する大手ゲームメーカーS社の情報システム部門では、約10年
前からシステム開発/運用の改善やシステム監査の実施に取り組んできました。そ
して今回、アイエステクノポートの「S/D Manager」を採用し、J-SOX法・IT内部統制
のシステム開発部門における対策に着手しています。

 S社が抱えていた問題点とS/D Managerによる改善を紹介します。また、S社では、
帳票運用管理ツール「UT/400」とアプリケーション開発保守支援ツール「SS/Tool」
も利用し、System i を有効活用しています。

 S社のシステム環境は次の通りです。

・システム環境 9406-550
・開発区画:1
・本番区画:2

●>>> S/D Manager導入前の問題点

 S/D Manager導入前の問題点には、次のような点がありました。

(1)ソースの世代管理ができていない

 (例)運用ソースと運用オブジェクトにずれが生じている疑いが持たれているが、
いつからおかしくなったのか調べられない。

(2)開発者ごとにそれぞれの環境で新規開発・変更作業を行っていたため、同一メ
ンバー(PG)の修正が重なったときに混乱

 (例)あるPGを担当Aが修正中に、担当Bがそのバグを発見し緊急に修正。しかし
ながら担当Aと担当Bの意志疎通が欠けていたために、担当Aが改訂後のPGをリ
リースしバグが復活してしまった。

(3)オブジェクト1つ1つについて手作業で、本番環境へのソースコピー&コンパイ
ル、本番機へのリモート配布等を行っていたため、人為的なミスが発生するリスクを
常時心配しながら移行作業をしている

(4)本番環境のセキュリティが保持されていなかったため、誰もが直接本番ソース
にアクセスできる

●>>> S/D Manager導入に向けたルール作りと事前作業

(1)セキュリティ・ルールの策定と、アクセス権限のルール化

(2)本番環境・開発環境それぞれに適切なオブジェクト権限を設定し、ユーザー・
プロファイルの整理を行った

(3)開発ソース・メンバーの管理や修正履歴の管理方法の統一。
 開発時の本番登録処理のフローや手続きをルール化し、協力会社をはじめ開発
担当者への教育を行った

(4)ライブラリー管理者を決定し、定期的に全てのライブラリーに対して使用状況
をチェックするための運用ルールを策定した

●>>> S/D Manager導入に伴う運用の変更

(1)S/D Managerの導入に伴い開発担当者と運用管理者の役割を明確化(J-SOX対策)

・開発担当者……開発と差し替え申請
・自動処理………ソース・オブジェクトの差し替え
・運用管理者……ライブラリーリスト登録
 S/D Managerによる各チェックポイントでログの自動出力

(2)本番環境移行後のソース・メンバーは開発環境から除去(自動)
   開発環境には開発中のソース・メンバーのみ存在

(3)バックアップ・ソースの履歴保管方法を統一(自動)

(4)オブジェクト・ソースの差し替えは原則夜間バッチ「通常登録」
   緊急時は「緊急登録」

●>>> S/D Manager導入の効果

(1)「S/D Managerの自動移行で人為的ミスをゼロに」
  自動化 ソースのバックアップ(複数世代履歴管理を含む)
  自動化 本番オブジェクトの生成
  自動化 本番機へのオブジェクトの配布

(2)「本番環境のオブジェクトとソースの整合性確保」
  本番環境はセキュリティ保護
  移行方法はS/D Managerの中でルール化(緊急のときもルールの枠内で)
  S/D Managerを使わない移行は認めない

(3)「証跡が残る」
  移行ログをプロジェクト単位に管理
  スケジュール、作業実績、開発担当者(申請者)等を把握

(4)「運用管理者の職務分離が可能に」
  ライブラリーリストの登録権限者を限定
  データベース(PF、LF)登録の権限者を限定

◇COMPANY PROFILE  >>> 大手ゲームメーカーS社
・創業:1951年
・設立:1960年
・本社:東京都
・資本金:600億円
・従業員数:3050名
・業務内容:アミューズメントマシン・家庭用ゲームメーカー、ビデオゲーム
       デジタルコンテンツなど

>>> アイエステクノポート 「S/D Manager」「UT/400」「SS/Tool」の紹介ページ
 http://www.istechnoport.co.jp/ssl_package.html

[一歩先行く iメールマガジン No.34 2008.3.3]

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┏ 今週の注目>>> 明日開幕! 注目の「ICタグ2008」へウェルキャットが出展
          
  展示会「リテールテックJAPAN・IC CARD WORLD特別企画展」のご案内
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 ウェルキャットは、3月4日(火)〜 7日(金)の4日間、東京ビッグサイトにおい
て開催される「ICタグ2008 リテールテックJAPAN・IC CARD WORLD特別企画
展」に出展します。今回は、「Terminal Evolution 〜 さらに進化したターミナルが
現場を革新します 〜 」のテーマの下、数々の新製品をはじめ多数の製品を出
展します。
 
 ウェルキャットは、無線ハンディとRFID技術の分野において独創性と高い技術
力で、ターミナルの世界を常に一歩リードし続けていますが、ここでは、同展示会
への主な出展製品を紹介します。

1.新製品 XIT-160-BR

 本製品はUHF帯域専用のリーダライタで、ハンディタイプでは業界最高水準の
長距離読取り(100cm)を実現しました。長距離だけでなく、短距離のニーズにも
対応しており、アンチコリジョン機能で一括読取りも可能。また、クラス最小・最軽
量で使いやすく、これまでできなかったさまざまなシーン、入出荷検品、在庫管理
等へのUHF帯域導入・運用を強力に支援していきます。

2.新製品ウェアラブルリーダライタ WIT-120-T

 同新製品は2次元コードとRFID両方の読取り機能を備えたもので、バイブレー
ターを搭載している高機能製品です。またBluetoothを介して携帯電話・PDAなど
からもリアルタイムに情報を送受信できます。今回は、PDAとの連携のデモを行
い、簡単にデータがやり取りできることをご覧いただけます。

3.新製品 XIT-155-BR

 Felica規格準拠のICカードに対応予定の非接触ICタグ リーダライタです。入
退出・駐車場管理など作業の効率化とデータ収集による改善策の立案等、その
用途を拡げます。今回の出展では、簡易決済端末としてのも利用できるところを
ご覧いただけます。今後はハンディのもつユーザビリティとモバイル性を活かし
決済端末としてのご利用を提案していきます。

4. GS1 DataBar対応のラインナップ

 2010年より、標準コードとなるGS1 DataBar(旧称:RSS)。当社の製品はすべ
てGS1 DataBarに対応しております。今回は、XIT-100-BR、XIT-120-BRにて、ト
レンドである消費(賞味)期限管理デモで、必要性の認識を深めていただけるこ
とと思います。

◇開催概要
・期  間:2008年3月4日(火)− 7日(金)
・会  場:東京ビッグサイト 東2・3ホール内
・主  催:日本経済新聞社
・入場料:当日一般1,500円/当日団体〈20名以上〉1,000円(同時開催展と共通)
      Webサイトの事前登録で無料

>>> 詳しくはこちらをご覧下さい。
 http://www.welcat.co.jp/news/2008/01.html

[一歩先行く iメールマガジン No.34 2008.3.3]

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┃イ┃ン┃タ┃ビ┃ュ┃ー┃>>>
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上甲將隆 株式会社ミガロ 代表取締役社長 [前編]
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ユーザーの要望から始まった「Delphi/400テクニカルセミナー」
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 今週と来週の2回は、株式会社ミガロの上甲將隆 代表取締役社長に、同社の最
近のトピックスと今年の計画などをうかがいます。

―― 最近開催された「Delphi/400テクニカルセミナー」が大変好評だったようですね。

上甲 はい。昨年12月7日に東京で、2月19日に大阪で開催しましたが、参加者にア
ンケートをお願いしたところ「大変満足」「満足」という回答が東京で87%、大阪で
「94%」という結果でした(アンケート回答数は、東京=60、大阪=35)。

―― このテクニカルセミナーの狙いは何だったのでしょうか。

上甲 私どもミガロがDelphi/400の販売を開始してから、今年で8年目を迎えます(2
000年9月に販売開始)。お陰さまでスタート当初から順調に出荷を続けることができ、
現在600近くの企業・団体にご利用いただいていますが、ユーザー数が400を超えた
ところで「お客様満足度調査」を実施しました。2005年暮から2006年の初めにかけて
のことです。そして278名のお客様から実にさまざまな貴重なご意見とご要望をいた
だきましたが、その中で特に多かったのが「ミガロからお客様への情報提供がまだま
だ少ないのではないか」というご指摘でした。

―― どのような情報に対する要望が多かったのですか。

上甲 1つはSystem i向けの情報、もう1つはDelphi/400関連の情報でした。Delphi/4
00関連では、開発レベルでの事例や技術的なノウハウ、サンプルプログラムに対す
るご要望が非常に多くありました。

―― それを受けて、どのようなアクションを起こされたのですか。

上甲 System i向けの情報では、2006年に他社と一緒に立ち上げた一歩会のセミ
ナーを通してご提供することに努めてきました。そしてもう一方のDelphi/400関連の
技術情報では、少しずつではありますが弊社ホームページの充実に取り組んできま
した。とはいえ、特にDelphi/400の技術情報のご提供に関しては、まだまだ不十分だ
と考えてきたわけです。

―― それが今回のDelphi/400テクニカルセミナーにつながるわけですね。

上甲 そうです。開催にこぎつけるまで少し時間が経ってしまいましたが、今後は東
京と大阪で定期的に開催していく予定です。[次号へ続きます]

>>> ミガロ
 http://www.migaro.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.34 2008.3.3]

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 数字のコラム >>>>>>  1992  <<<<<< AUTO/400が発表された年
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 「1992」は、ヴィンキュラムジャパンの運用自動化ツール「AUTO/400」が発表され
た年。

 AS/400のユーザーでもある同社では、自らの運用経験から、AS/400の運用にもメ
インフレーム並みのスケジュール自動化ツールが必要になると見込んで開発に着手、
他社に先駆けて「国産第1号のAS/400運用自動化ツール」を誕生させた。

 発表から16年。AUTO/400は、System iの運用自動化分野では最大の販売数を誇
る製品となり、「事実上の標準ツール」に成長している。

 累計の出荷本数は、500ライセンス。年ベースで見ると、年々出荷本数が増える傾
向が見られる。このことは、System iの運用効率化や運用コスト削減に対するユー
ザーの関心が、年々高まってきていることを示している。

>>> AUTO/400をもっと知っていただくためのページ
 http://www.vinculum-japan.co.jp/unity_solution/package/auto/index.html

[一歩先行く iメールマガジン No.34 2008.3.3]

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◎「一歩先行く iメールマガジン」をお読みいただき、ありがとうございます。
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◎企画/発行:一歩先行くi5活用協議会

「一歩先行くi5活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、i5、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。

「一歩先行くi5活用協議会」メンバー(2008年3月現在)

 ・株式会社アイエステクノポート
 ・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
 ・株式会社ウェルキャット
 ・兼松エレクトロニクス株式会社
 ・株式会社クライム
 ・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
 ・株式会社ミガロ

◎編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部 
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◎「一歩先行く iメールマガジン」に掲載された記事は、
いかなる形式であれ許可なく転載することは禁じられています。
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Copyright(C)一歩先行くi5活用協議会 2008

2008年03月10日

2008年3月10日 No.35

一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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   一歩先行く  i メールマガジン   >>>  2008年3月10日 No.35

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  □■物流トータルパッケージ 「リアル物流システム」■□

(株)ウェルキャットは長年無線ハンディターミナルで蓄積した技術を投入して開発
した本格的なWMS「リアル物流システム」でお客様の物流現場の効率化に貢献します。

1.「無線ハンディターミナル」だけでリアルタイム処理
2. 作業進捗状況がすぐ「見える」リアルタイム管理
3. イレギュラー(臨時、予定外等)な入出庫作業もリアルタイム対応

詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.welcat.co.jp/products/software/real/index.html
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┃C┃O┃N┃T┃E┃N┃T┃S┃

┏ AS/400 20年史ノート (2) AS/400発表前後の汎用機と小型機の事情
┏ 今週の事例 >>> セイノーホールディングス株式会社(西濃運輸)
  AUTO/400を採用し、汎用機上の自動運用システムをSystem i上で実現
┏ 今週の注目>>> 複数セッション対応のプリンタでオペレータ業務をもっと楽に!
┏ インタビュー >>> 上甲將隆 株式会社ミガロ 代表取締役社長 [後編]
┏ 数字のコラム:1984

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      □■ DB2/400対応のレプリケーション・ツール! ■□  
                                   
 DB2/400のデータベース資源は有効に活用されていますか?
「DBmoto」は、DB2/400同士のレプリケーションのみならず、Oracel, SQLServer,
 DB2/UDB, MySQL等多くのデータベース間とのレプリケーションが可能です。
 
 ⇒ 詳細はこちら http://www.climb.co.jp/soft/dbmoto/index.html
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┏ AS/400 20年史ノート (2) AS/400発表前後の汎用機と小型機の事情
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 AS/400が発表された当時(1988年)の日本IBM社長である椎名武雄氏は、199
2年のインタビューで、当時の業績不振の理由を問われて、「市場が変わって1台
数億円もする大型汎用機ではなく、ワークステーションやパソコンなど、小型で安
い割に高性能な小型機が重宝される時代になったわけです。僕は(そのことに)、
3、4年前(1987年、88年)に気づいた」と語っています。

 しかしこの「3、4年前に気づいた」という発言は、少し奇妙です。というのは、IB
Mは、椎名氏が社長に就任した1975年に小型マシン「システム/32」を発表し、
これを皮切りに、システム/34(1977年)、システム/36(1983年)をリリースし、
さらに、システム/34とシステム/36の間(1978年)には、斬新なアーキテクチャ
を持つシステム/38を発表して攻勢をかけてきたからです。そして1980年代前
半からは、中小企業や地方向けの営業体制を着々と強化してきたという事実も
あります。

 では、なぜ「3、4年前に気づいた」などという発言が出てくるのでしょうか。

 実は、日本IBM/IBMは1980年代末に、創業以来主力としてきたメインフレー
ム・ビジネスで相当深刻な問題を抱えていたようです。日本IBMは1989年度に対
前年比4%減の減益へ転じます。そしてこれを境に、年々減益幅が拡大し、1991
年度には33%減にまで落ち込んでしまいます。そして一方のIBMは、1992年度に
創業以来初めての赤字に転落し、翌1993年度はさらに赤字が拡大しています。

 1993年にIBMのCEOに就任し2002年に退任したルイス・ガースナー氏は、「メイ
ンフレームのシステム360のビジネス・モデルが、それが誕生した40年前に素晴
らしかったし正しかったことは間違いない。だが、80年代末には、どうしようもな
いほど時代後れになっていた。顧客や技術、競争相手の変化についていけな
かったのだ」と評しています。

 冒頭の椎名氏の発言は、ガースナー氏の「どうしようもないほど時代後れ」に
通じる言葉です。しかし、1980年代に急拡大するメインフレームビジネスを先頭に
立って牽引してきた当事者の椎名氏には、1987年/88年になって初めて
「小型機が重宝される時代」が見えてきた、というのは無理からぬ感想という
気がします。逆を言えば、1980年代のメインフレームの成長はそれほど
(ほかへ目を移すことなど許さないほど)急速であったということです。日本IBM
の売上高は1980年度−1989年度の10年間に、3300億円から1兆3100億円へ
実に4倍近くにまで急拡大するのです。

 一方、メインフレームの影に隠れていた小型機も、1980年代を通して着実に売
上とシェアを伸ばしていました。1980年にはシェア(台数・金額)でトップ10にも
入っていなかった日本IBMが、AS/400が発表される直前には設置金額ベースで
3位、台数ベースで4位となり、上位の富士通とNECをうかがう位置に浮上してい
ます。
 
 ところがIBMは、この小型機分野でも1980年代半ばごろに深刻な問題を抱えて
いたようです。詳細は次号以降にゆずりますが、簡単に言えば「現行機種の後
継となる有力マシンがない」ということに尽きます。米国ではこのことが小型機分
野の売上に直接ひびき、低迷の時期を迎えます。一方、日本では、OAブームの
風が吹き始めたこともあり(1980年が「OA元年」)、旧来のシステム/36とシステ
ム/38のミニ拡張機をリリースし続け、何とか“つないで”いました。

 こうして1988年の発表時期が迫ってきます。日本IBMはAS/400に対して並々な
らぬ期待を寄せていました。それは、下降線をたどり始めたメインフレームの業
績の補てんと、中・小型市場での売上とシェアの拡大です。そして、このことに弾
みをつけるには、特約店・パートナーと中・小型ユーザーへ向けて強烈で強力な
メッセージを打つ必要がありました──「日本IBMは中・小型分野に対して、従来
にない姿勢と体制で取り組む」。この意思表明が、異例の先行発表だったの
です。[以下、次号に続く]

◇過去のコラム
・AS/400 20年史ノート (1) 1988年6月20日。異例づくしの製品発表(3月3日号)

[一歩先行く iメールマガジン No.35 2008.3.10]

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┏ 今週の事例 >>> セイノーホールディングス株式会社(西濃運輸)

  AUTO/400を採用し、汎用機上の自動運用システムをSystem i上で実現
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 西濃運輸は、2007年1月にIBMメインフレームからSystem iへの基幹マイグ
レーションを実施しました。移行したプログラム総数は約3万本。内訳はCOBOL
約1万本、CA-Easytrieve Plus(日本CAの第4世代言語)約4300本、JCL約1万6
000本、総ステップ数1500万という厖大な数で、移行には約1800人月がかかりま
した。

 この移行の最大の特徴は、従来メインフレーム上で行っていた運用をそのまま
System i上で実現するという点で、移行を担当したセイノー情報サービスでは、
移行後のSystem iのアプリケーションに大幅に手を加え、さらにツールの採用と
作り込みによって、これを実現しています。

 「本来ならば、移行先の仕組みに合わせて旧システムを改築するのが本道で
しょうが、今回のマイグレーションでは移行コストを最小限に抑え、短期移行とな
ることを考慮して、プログラムはストレートコンバージョンとし、運用体制も変更せ
ずにメインフレームで実施していたものをそのまま引き継ぐことにしました。その
結果、運用システムの引き継ぎではかなりの調整と工数を要することになりまし
た」とセイノー情報サービス 技術部 運用管理課 課長の藤田規雅氏は振り返り
ます。

 西濃運輸の従来の運用コストは年間約6億円。これを約3億円へ半減させる目
標を立て、2005年1月に移行計画の作成に着手しました。そして同年6月からソ
フトウェア資産の棚卸しに入り、システムの分析・設計、コンバージョン・ツールの
開発、プログラムのコンバージョンとその検証などを行って、約1年半後の2007
年1月にサービスインしています。

 System i用の自動運用ツールには、ヴィンキュラムジャパンの「AUTO/400」を
採用しました。「System iの自動運用ツールといえばAUTO/400以外に思い当た
る製品がなく、すんなりと採用が決まりました」とセイノー情報サービス 技術部参
事の河合浩志氏は語ります。

 ただし、従来のメインフレーム上では「A-AUTO」(ビーエスピー製)を使って自
動運用システムを構築していたため、移行に際しては、かなりの調整と個別の機
能拡張を行いました。

 移行に際して課題としたのは、次の3点でした。

(1)世代管理の拡張
(2)日付生成パラメータの開発
(3)スケジュールマスタの新しい定義方法の確立

 (1)の世代管理では、一般的には、データを5年以上保存するユーザーでも3
桁の世代数で十分とされますが、西濃運輸の場合は多様な業務処理を行ってい
るため、4桁が必要とされました。

 また、セイノー情報サービス 技術部運用管理課の増田吉公 係長は、「従来の
運用では、A-AUTOが3桁の世代数しか持たなかったのでマスタを2つ用意し、運
用でカバーしていました」と説明します。

 移行にあたっては、1万5000巻の磁気テープのデータ(約8TB)をすべてSystem
iのディスクへ移し、ディスク上で世代管理することとしました。また、ヴィンキュ
ラムジャパンでは、AUTO/400で世代管理を行うオプション機能である「I-OMA
STER」を拡張し、4桁を扱えるように改良しました(最新のAUTO/400 ver.5は、
この拡張されたI-OMASTERをオプションとして備えています)。

 (2)の日付生成パラメータとは、さまざまな日付情報をバッチプログラムへ受
け渡すためのユーティリティです。一般的なジョブでは、ある特定の日付を起点と
してプログラムを稼働させるのが通例ですが、西濃運輸の場合、特有のカレン
ダーを元に営業日計算した日付をプログラムへ受け渡していたので、System i
上では拡張機能として日付を計算して自動で受け渡す手法を採用し、対応しまし
た。

 (3)のスケジュールマスタの定義は、大きな取り組みとなりました。というのも、
従来のA-AUTOでは「ジョブネット」と「スケジュール情報」の組み合わせ(1×n)
によってジョブのスケジュールを定義するのに対して、AUTO/400のほうは5つの
階層を持つ「カテゴリ」で定義する(1×1)違いがあるからです。

 スケジュールマスタの移行を担当した増田氏は、「従来のスケジュールマスタを
分解して展開し直したり自動コンバージョンにかけたり、さまざまなことを試行し
て、整然とした定義体系とすることを目指しました」と説明します。

 移行の対象としたスケジュールマスタは約1万6000本あり、約1万5000カテゴリ
に移行しました。現在、1日平均5500ジョブ、グループ単位では4000カテゴリが
走っています。藤田氏は、「AUTO/400への移行に関連したドラブルはまったく起
きていません」と語ります。

■COMPANY PROFILE  >>> セイノーホールディングス株式会社
・創業:1930年
・創立:1946年
・本社:岐阜県大垣市
・資本金:424億8100万円
・売上高:4494億8500万円(連結)
・従業員:約1万2000名(西濃運輸、2007年9月)
 http://www.seino.co.jp/ 

・株式会社セイノー情報サービス
・設立:1984年
・本社:岐阜県大垣市
・資本金:1億円
・従業員:374名(2007年9月)
 http://www.seino.co.jp/sis/

◇ヴィンキュラム ジャパン「AUTO/400」製品紹介ページ
 http://www.vinculum-japan.co.jp/unity_solution/package/auto/index.html

[一歩先行く iメールマガジン No.35 2008.3.10]

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┏ 今週の注目>>> 複数セッション対応のプリンタでオペレータ業務をもっと楽に!
          
 30セッションまでのアウトプットを1台で処理できるPS45?、PS75?プリンタ
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 System iを使って基幹システム、会計など複数の業務を走らせているユーザー様は、
そのSystem i からカット紙プリンタを使って何種類の「伝票」を印刷していますか?

 全て用紙のフォーマットが同じであれば楽なのですが、実際にはそうは行きま
せん。

◎交通費などの、小払い伝票は…A4縦置き
◎在庫商品のチェックリストは…元々ストックフォーム用に設計されていたものを、
  「B4横」に縮小したもの
◎支払処理に回す伝票は…小払いと同じA4縦。ただし、似たフォーマットの伝票
  と区別するために色つきの紙を使用

 など、帳票の性格や目的に合わせて少しずつフォーマットが違うのが現実かと
思います。それを出力するオペレータさんは「この伝票を出すときは、プリンタは
この設定で」と覚えており、伝票出力のたびにプリンタの設定を切り替えています。
実際、当社のお客様にもまさに神業!?職人芸!?的な早さと正確さでパネル
切替をされる方もいらっしゃいます。

 …が、プリンタの方で「この伝票の印刷には、このフォーマットで、この紙」と
覚えていてくれていれば、そんな苦労をおかけしなくても済むのでは…

 という発想で開発したのが、PS45?、PS75?プリンタです。

 TN5250E対応、メモレックスPS45?/PS75?プリンタでは、30セッションまでの
アウトプットを1台のプリンタで処理できるコントローラを開発、使用しています。
http://as.memorex.co.jp/product/ps45.html

 つまり、TN5250E で30セッション(LPR5250では16セッション)までの個別の印
刷設定を、Webブラウザベースのプリンタの管理画面にてあらかじめプリンタに
設定しておけます。するとオペレータさんがただスプールを開放するだけで、面
倒な「11インチ→A4縮小横」「B4縦・余白xxmm」などの細かい印刷設定はプリン
タが自動的に判断し、印刷が完了。いちいち人の手でプリンタの操作パネルを
切り替えなくてもよいのです。

 他にも、

◎両面印刷で、用紙の使用枚数を半減。紙の保管場所も半減
◎フィニッシャー(オプション)で穴あけ・ステープラ閉じはプリンタにお任せ
◎System i からの印刷物にもっと表現力を。簡易オーバーレイ機能

など、一般的なページプリンタとしての機能+@も勿論持っています。

 東京地区なら機器のご見学もOK。System iユーザーに優しい当社プリンタを
ぜひ一度ご検討ください。

>>> 詳しくはこちらをご覧下さい。
 http://as.memorex.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.35 2008.3.10]

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┃イ┃ン┃タ┃ビ┃ュ┃ー┃>>>
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上甲將隆 株式会社ミガロ 代表取締役社長 [後編]
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今年は「技術のミガロ」を訴求。技術論文集やアワードも計画
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―― 今年の事業展開では、どのような計画を立てていますか。

上甲 大きくは、まだミガロ製品をお使いいただいていない未知のお客様に対す
るアプローチと、既存のお客様に対するアプローチの2つに分けられます。未知
のお客様に対しては、日本IBMの新しい施策とも連動しながら、中堅・中小の
マーケットの開拓に取り組みます。一方、既存のお客様に対しては、従来と異な
る取り組みをスタートさせます。

―― というと。

上甲 従来は、“製品ありき”でご提案するケースが多かったのですが、お客様
の数が増え、お客様とのお付き合いが太くなってくるのに伴って、製品だけでは
解決できないさまざまなご要望も数多く寄せられるようになりました。そこで、今
注力しているのが、お客様の問題・課題に沿って解決策をご提示する取り組み
です。

―― 上甲さんの従来からのご意見は、「システムは現場に精通している人が自
らの手で作るのがベスト」というもので、それに最もフィットするのが「System iと
RPG」というお考えでした。

上甲 ええ。だから、私どもの新しい取り組みは、お客様が自ら問題・課題を解
決しようという時のお手伝いというスタンスになると思います。つまり、お客様が
抱えておられる問題・課題についてディスカッションを深め、解決策を一緒に見
出し、一緒に取り組むということですね。

―― それは、ともすれば「Delphi/400の販売会社」と見られがちだったミガロに
とっては、チャレンジになりますね。

上甲 そう思います。ただし実際は、Delphi/400の販売よりも、Delphi/400をベー
スとするアプリケーションの受託開発のほうが大きなウエイトを占めてきたわけで、
これまでもお客様と一体となって開発し、生産性を高めるということをやってきて
います。ベースはあるんです。

―― むしろ、Delphi/400の販売のほうがクローズアップされてきたということで
すね。具体的には、どういう展開を計画していますか。

上甲 今年は「技術のミガロ」を前面に出して、訴えていこうと思っています。今も
触れましたが、私どもはSystem i用のアプリケーション開発では17年の実績があ
り、Delphi/400を使ったアプリケーション開発では約10年の経験があります。手
前味噌ではありますが、かなりの技術力を有していると自負しています。今後は
この経験やノウハウを積極的にお客様にご提供していき、ご一緒に開発・運用し
ていく環境をさらに整備していくつもりです。

―― それが、前号でうかがった「Delphi/400テクニカルセミナー」ですね。

上甲 ええ。そのほか、ミガロの技術陣やお客様による技術論文集「ミガロ テク
ニカル レポート」(仮称)や、お客様の優れたシステム開発を顕彰する「ミガロ テ
クニカル アワード」(仮称)の創設などを企画しています。

―― 今年のご活躍を期待しています。

>>> ミガロ
 http://www.migaro.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.35 2008.3.10]

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 数字のコラム >>>>>>  1984  <<<<<< 日本初のペン型バーコードリーダー発売
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 縞模様の線の太さによって数値や文字を表す識別子であるバーコードは、197
3年に米国の大型小売食品チェーン店「クロガー」が、レジ前の行列を解消させ
る方策として実用化したのが始まりです。

 日本では1980年代になって普及の兆しが現れ始めますが、そうした中で、日本
で初めてキーボードに取り付けられるペン型バーコードリーダー「BarDec7」が発
売されました。

 開発・発売元は、ウェルキャット。1984年のことでした。

 バーコードはその後、爆発的に市場に広がっていき、「BarDec7」はキーボード
インラインバーコードリーダーの代表製品として広く認識されています。

>>> バーコードリーダをもっと知っていただくためのウェルキャットのページ
 http://www.welcat.co.jp/products/

[一歩先行く iメールマガジン No.35 2008.3.10]

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◎「一歩先行く iメールマガジン」をお読みいただき、ありがとうございます。
 皆さまのご意見、ご批判、ご感想をお待ちしています。

◎ご意見・ご感想をお寄せください。info@all-as400.net
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◎企画/発行:一歩先行くi5活用協議会

「一歩先行くi5活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、i5、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。

「一歩先行くi5活用協議会」メンバー(2008年3月現在)

 ・株式会社アイエステクノポート
 ・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
 ・株式会社ウェルキャット
 ・兼松エレクトロニクス株式会社
 ・株式会社クライム
 ・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
 ・株式会社ミガロ

◎編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部 
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◎「一歩先行く iメールマガジン」に掲載された記事は、
いかなる形式であれ許可なく転載することは禁じられています。
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Copyright(C)一歩先行くi5活用協議会 2008

2008年03月17日

2008年3月17日 No.36

一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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   一歩先行く  i メールマガジン   >>>  2008年3月17日 No.36

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□■ 組織変更の季節! マシン室内のバックアップテープも整理しませんか ■□

 保管が必要なバックアップテープも、装置の変遷に伴ってメディアが変わって
 しまい整理に困っていませんか? メディア管理、保管、廃棄ならKELにお任せ。
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     http://as.memorex.co.jp/product/supply/other.html#02
    ⇒ お問合せ 兼松エレクトロニクス株式会社 サプライ営業室
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┃C┃O┃N┃T┃E┃N┃T┃S┃

┏ AS/400 20年史ノート (3) IBM PowerVM Editionの意味
┏ 今週の事例 >>> コニカミノルタ テクノプロダクト株式会社
  WMS「リアル物流システム」を導入し“作業ミスを大幅に削減!”
┏ 今週の注目>>> DB2/400のデータを有効に活用を!!!
┏ インタビュー >>> 金澤廣志 株式会社アイエステクノポート 代表取締役 [前編]
┏ 数字のコラム:1999

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         ★System i GUI化&Web化実績No.1の開発ツール★
    System iの資産最大活用+Delphiの操作性抜群な画面=【Delphi/400】
         〜Delphi/400でSystem iをもっと使いやすく!!〜

    『Delphi/400開発実績No.1"技術のミガロ"がお客様を完全サポート!』
受託開発はもちろん、自社開発のためのスキルアッププランも大満足の内容!

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       http://www.migaro.co.jp/contents/case/list.html

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┏ AS/400 20年史ノート (3) IBM PowerVM Editionの意味
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 前回は、AS/400が日本において1日早く発表されたことに着目し、その先行発
表に、日本IBMの中・小型分野における「背水の陣」の状況と「不退転の決意」が
込められていると記しました。そして、それこそが、その後の「猛突進」と言える
代理店施策やアプリケーション強化策の理由だろうというのが筆者の見方です。

 そのことを、もう少し考えてみるには、AS/400の生い立ちや発表前後の日本IB
M/IBMの施策を詳しく見る必要がありますが、今回は目先を変えて、そこから
20年後の現在へ飛び、「AS/400」の今を見てみることにします。

 日本IBMは2008年1月30日、i5/OSの最新バージョン「V6R1」を発表しました。
出荷開始は今週の金曜日、3月21日となっています。このV6R1のハイライトは、
何と言っても、UNIXサーバー「System p」とブレードサーバー「BladeCenter」(モ
デルは「JS22」)上でも稼働するという点でしょう。OS/400の流れをくむOSが、
System iという“専用ハードウェア”を離れて稼働するのはV6R1が初めてだからです。

 しかし、AS/400の特徴は、次のような点にあったはずです。

 すなわち、一般的なマシンではソフトウェア(ソースコード)をコンパイルすると
プロセッサで実行するためのバイナリコードが生成されますが、Aというタイプの
プロセッサにはA’タイプのバイナリコードが、BというタイプのプロセッサにはB’
タイプのバイナリコードが生成され、A’とB’の間には互換性がないのが通例で
す。

 これに対してAS/400では、ソフトウェアをコンパイルすると中間コード(MIコー
ド)が生成され、その中間コードは「SLIC」(スリック)と呼ばれるトランスレータ
によって解釈されてバイナリコード化される仕組みです。これによって、AS/400
ではプロセッサやその他のハードウェア資源が変更になっても、その違いを吸収
するコードがSLICに書き込まれるため、既存のソフトウェアを修正や変更せずに
実行できたのです。

 このことは、AS/400が当初から「仮想マシン」であることを示しています。そして、
この基本アーキテクチャは20年間変わらずに継承され、現在のSystem iに至り
ます。

 では、V6R1がSystem pやブレードサーバーで稼働する時、システムを仮想マ
シン化する、System iの最大の特徴である仕組みはどうなるのでしょうか。

 実はこれに相当する仕組みこそ、POWER6(プロセッサ)向けに提供される
「IBM PowerVM Edition」にほかなりません。IBM PowerVM Editionは、以前は
「Advanced POWER Virtualization」という名称でSystem p向けに提供されてきた
仮想化製品ですが、V6R1のリリースに合わせてV6R1にも対応可能なように
拡張されています(もちろん、従前からのAIXやLinux対応の機能も備えています)。

 そして、System i向けのIBM PowerVM Editionが登場したことは、System iの
“心臓部”といってよい仮想化機能がモジュール化され、コンポーネント化された
ことを意味しています。このことは、POWER6以外のプロセッサや異機種のハード
ウェア上でi5/OSが稼働する道を拓くものとも見ることができます。また、AS/400
の20年の歩みの中のどこかで始まったモジュール化/コンポーネント化の動きが
最終局面に到達した(心臓部ですから)、とも言うことができるかと思います。
その意味でIBM PowerVM Editionは、AS/400の歴史に新しいマークを刻み
付ける製品ですが、このIBM PowerVM Editionについては、次回に詳しく見る
ことにします。[以下、次号に続く]

◇過去のコラム
・AS/400 20年史ノート (1) 1988年6月20日。異例づくしの製品発表(3月3日号)
・AS/400 20年史ノート (2) AS/400発表前後の汎用機と小型機の事情(3月10日号)

[一歩先行く iメールマガジン No.36 2008.3.17]

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┏ 今週の事例 >>> コニカミノルタ テクノプロダクト株式会社

  WMS「リアル物流システム」を導入し“作業ミスを大幅に削減!”
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 コニカミノルタ テクノプロダクト株式会社様は、リアル物流システムを使用
した生産管理システムを導入されています。作業ミスを大幅に削減するなどの
効果を上げておられます。

 画像に関するイメージング分野で独創的な製品を開発・生産しているコニカミノ
ルタテクノプロダクト株式会社は、ウェルキャットのWMS物流トータルパッケージ
「リアル物流システム」を導入し、省コストで高効率の物流システムを運用中です。

 同社の強みは、材料技術や光学技術、ナノ加工技術、画像処理技術などの最
先端の成果を融合して特徴のある高品質の製品を開発する点で、特に、医療用
画像処理装置は世界初の製品として、国内はもとより海外からも高い評価を得
ています。このほか印刷用の画像処理装置でも、優れた機能を備えた製品とし
て、つとに知られています。

 同社では従来、生産管理を独自開発のシステムで行ってきました。しかし、生
産リードタイムの短縮やコスト削減に対する要請が高まる中で、対応し切れない
部分が生じてきたため全面的に見直すこととなり、これに合わせて、倉庫管理シ
ステムの改築にも着手しました。その結果、採用したのがウェルキャットのWM
S物流トータルパッケージ「リアル物流システム」です。

 従来の倉庫管理システムの問題点も、独自開発に起因するものでした。すな
わち、新しい業務内容に対応するためには、その都度サブシステムを追加開発
する必要があり、その工数も軽視し得ないものでしたが、特に問題となったのが、
不要となったサブシステムを簡単に削除することができず、不要な作業を続けな
ければならなかった点です。効率化とはまったく逆の現象が生じていました。

 また、従来の倉庫管理システムで使用していたハンディターミナルが、データを
メモリに蓄積するタイプであったため、その転送や吸い上げに少なくない手間が
かかっていたことも改善の対象となっていました。

 ウェルキャットのWMS物流トータルパッケージ「リアル物流システム」を採用し
た最大の理由が、無線タイプのハンディターミナルで、データのやり取りの負荷
が劇的に改善されることで、もう1つの決定的な要因が、システム導入にかかる
コストの「適正さ」でした。

 コニカミノルタテクノプロダクト様では、今回の物流システムの導入に際してベ
ンダー3社のシステムを比較検討しましたが、「リアル物流システム」の価格が
「最もリーズナブル」と評価しています。

 新規に導入したシステムは、生産管理をSystem i上の「iSeries Site生産管理」
で行い、これと連動して「リアル物流システム」が配置されています。

 「リアル物流システム」は生産のための部材倉庫とサプライ品の出荷用倉庫の
2カ所に導入されました。部材倉庫では、入荷検品、検査、入庫、出庫指示など
の作業工程で無線ハンディターミナル「XIT-100-B」が使われ、吸い上げたデー
タはアクセスポイントを通してダイレクトにSystem iに取り込まれるようになってい
ます。出荷用倉庫では同様に、入荷検品、入庫、ピッキング、国内用・海外用の
各梱包検品などに「XIT-100-B」が使用されています。

 導入効果としては、無線ハンディターミナルでの作業によって作業内容が簡単
にかつ明確になるため作業ミスが激減することになり、その結果、かつては1日
に20〜30件ほどあったクレーム等の現場作業者からの問い合わせがほとんど
なくなりました。

 また、従来のシステムでは作業分担に苦労していましたが、「リアル物流システ
ム」では容易に作業の分割が可能となるため、作業者の人数や作業量の変動
にも柔軟に対応できるようになりました。さらに、多くの労力と時間を必要として
いた棚卸作業も、無線ハンディにより効率的に行なえるようになったと評価され
ています。

■COMPANY PROFILE  >>> コニカミノルタテクノプロダクト株式会社
・設立:1959年
・本社:埼玉県狭山市
・資本金:3億5000万円
・売上高:50億(2006年3月期)
・業務内容:感材機器、医療機器の製造・販売。ライスミニ(業務用自動洗米機)
の製造・販売。各種金型製作
 http://konicaminolta.jp/about/corporate/group/btp/index.html

◇ウェルキャットの製品紹介ページ
 http://www.welcat.co.jp/case/

[一歩先行く iメールマガジン No.36 2008.3.17]

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┏ 今週の注目>>>DB2/400のデータを有効に活用を!!!
          
各種データベース間のレプリケーションを可能にするDBMoto(デービーモト)
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 System iユーザー様の社内ではSystem iのみを利用されていますか?

 ほとんどのユーザ様はSystem i以外のシステムをご利用されいると思います。
 また、それぞれのシステムでそれぞれのデータベースをお使いになっているい
るのではないでしょうか?

 Windows上ではSQLServerでしょうか? Oracleでしょうか?
 Linux上でMySQLをお使いでしょうか? PostgreSQLでしょうか?
 メインフレーム上でDB2 UDBをご利用でしょうか?

 System iのDB2/400データとその以外のデータベースのデータはうまく相互利用
されていますか?

 相互利用するためにそれぞれのシステムにFTPするような手作業で行ってはい
ませんか?
そのために多くに時間と手間が掛かってはいませんか?

 DBMotoは異なったデータベース間のリアルタイム・レプリケーション(複製)・
ソフトウェアです。

 ◎DB2/400、IBM DB2 UDB(Windows, AIX, Linux, HP/UX)、MS Access、SQLServer、
Oracle、MySQL、Postgre SQL、Informix、Sybaseなど幅広いデータベース
をサポートします。

◎データ・レプリケーション・モードは:
 大容量データのレプリケーションができる「リフレッシュモード」、
リアルタイムで差分データのレプリケーションを行う「ミラーリングモード」、
リアルタイムで双方向のレプリケーションを行う「シンクロナイゼイション
モード」があります。

◎ユーザ・フレンドリなウィザードとスケジューラ:
 ウィザードを使ってソースDBとターゲットDB接続、レプリケーションの生成を
することができます。また、レプリケーションの開始と終了のスケジュールの設定
も可能です。

◎複雑なレプリケーションはVBスプリプトを記述することで対応が可能です。

■ 製品概要はこちらをご覧下さい。
>>> http://www.climb.co.jp/soft/dbmoto/index.html
 
■ 評価版のお申し込みサイト:
>>> http://www.hitsw.com/localized/japan/register_dbmoto.html

30日間評価が可能で、技術的なご質問にもお答えします。

テクニカル・ブログ・サイト:
>>> http://blog.goo.ne.jp/hitsw/c/1b121d5d9d27d2412ad4b16b4cfb08e2

■ 地方のユーザ様にはWebを活用したリアルタイムでのオンラインデモを行っ
ております。詳しくはこちらをご覧下さい。
>>> http://www.climb.co.jp/soft/webdemo/index.html

[一歩先行く iメールマガジン No.36 2008.3.17]

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┃イ┃ン┃タ┃ビ┃ュ┃ー┃>>>
─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・──・─・─・─・─・─・─・──・
金澤廣志 株式会社アイエステクノポート 代表取締役 [前編]
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SD/Managerシリーズ:その好調の理由
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 ソフトウェア資産管理/プロジェクト管理ツール「SD/Managerシリーズ」が
好調です。今週は、そのSD/Managerシリーズを開発・販売するアイエステクノ
ポートの金澤廣志 代表取締役に、業績好調の理由をお聞きしました。

―― 業績が非常に好調とお聞きしています。

金澤 弊社の主力製品である帳票運用管理の「UT/400ファミリ」やアプリケー
ション開発保守支援の「SS/TOOL-?」などいずれも順調ですが、中でもソフト
ウェア資産管理/プロジェクト管理ツールの「SD/Managerシリーズ」が好調です
ね。

―― 理由は何ですか?

金澤 やはりJ-SOX法、内部統制への対応を、企業が強く要請されているという
ことだろうと思います。IT統制の面で、アプリケーションの修正履歴をきちんと残
すとか、プログラムの本番移行を権限のある者だけが行えるようにするといった
対応が必要になり、そうしたことを自動化して効率化したり、スムーズに行える
ツールが求められているということですね。

―― しかし、SD/Managerシリーズは、元々は「J-SOX法対応ツール」ということ
ではないですね。

金澤 はい。元々は、システム監査用に開発したもので、J-SOX法の影も形もな
かった10年以上前にリリースしています。最初は、外資系企業のシステム監査
向けに製品化したもので、米国のシステム管理基準(COBIT)に合致するように
作りました。

―― それが、J-SOX法対応へ進化したというわけですか?

金澤 というよりも、2000年代初めに米国で大手企業の会計不祥事が発生してS
OX法が成立しましたが(2002年)、そのSOX法が下敷きにしたのが米国のシス
テム管理基準です。そして、その米国SOX法を下敷きにしたのがJ-SOX法という
わけです。

―― SD/Managerシリーズにとっては図らずも、開発当初の狙いとは別の理由
で求められる環境が出現したというわけですね。

金澤 そういうわけです。と同時に、SD/Managerシリーズはこの十数年間に100
ライセンス以上を販売し、現在のソフトウェア開発や資産管理の統制に求められ
る部分にきめ細かく対応してきましたので、製品として成熟していた、枯れた製
品になっていたということも、幅広く導入される要因になっていると思います。

―― 機能面と使い勝手の面で、ユーザーのニーズに応え得る製品に成長して
いたというわけですね。

金澤 そうです。

―― それも、自社開発製品だったからきめ細かい対応が可能だったということ
かと思いますが、これについては次回、うかがうことにします。

>>> アイエステクノポート
 http://www.istechnoport.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.36 2008.3.17]

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 数字のコラム >>>>>>  1999  <<<<<< 初のネットワーク対応ラインプリンタ
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 当時、TCP/IPやLANは普及していたのですが、その波に取り残されているも
のがお客さまのオフィスの中にありました。伝票発行用のライプリンターです。

 AS/400のユーザーであれば、Twinaxが当たり前。IP化したい場合は、パラレ
ルポートにメーカー指定品ではない外付けのプリントサーバを付けてみるくらいしか
方法がありませんでした。

 そんな環境で開発されたのが、メモレックス2228LTプリンター(後に2300プリン
ターとして普及します)。プリンター本体のインターフェイス基盤の中に、従来通り
のTwinaxポートに加えて、10Base-Tのケーブルを直接繋げるポートを追加し、更
にTN3270E、TN5250Eといった環境もサポートするというかつてない製品で、お客様
からも大変大きなご支持を頂きました。

 これがたったの8年前だと思うと、意外と最近であることに驚きませんか。今で
は当たり前になってしまったことですが、初めてのTCP/IPの世界に飛び込んだ
ことで蓄積されたノウハウは今でも弊社製品の開発陣の中に息づいています。

>>> マルチプロトコルラインプリンターをもっと知っていただくためのページ
 http://as.memorex.co.jp/product/printer.html

[一歩先行く iメールマガジン No.36 2008.3.17]

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2008年03月24日

2008年3月24日 No.37

一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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   一歩先行く  i メールマガジン   >>>  2008年3月24日 No.37

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  □■DB2対応の高速SQL Connectivity製品ファミリ■□

 (株)クライムはIBM DB2/400アクセス用のSQL connectivity製品
 ファミリを準備しています。
 高機能・高速な HiTのODBC, OLE DB, .NET (Ritmo), JDBCの
 Windows用SQL ミドルウェア(ドライバ)製品ファミリです。

 ○ それぞれサーバ版とクライアント版を準備
 ○ Windows32/64ビット対応
 ○ OS/390、Z/OS, AIX, Solaris, Linux対応版も準備

 詳しくはこちらをご覧下さい。
 http://www.climb-net.com/hitsw/#SQL
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┃C┃O┃N┃T┃E┃N┃T┃S┃

┏ AS/400 20年史ノート (4) POWERベースの仮想化の取り組み
┏ 今週の事例 >>> 不動産管理業
  ソフト、プリンタの合わせ技で伝票発行業務の手間とミスを削減
┏ 今週の注目>>> RPG(COBOL)で!らくらく簡単!
             Webアプリケーションが開発できるツール「JACi400」
┏ インタビュー >>> 金澤廣志 株式会社アイエステクノポート 代表取締役 [後編]
             製品は自社開発にこだわる
┏ 数字のコラム:1994

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    □■ 日本版SOX法 IT内部統制の対策に有効なツール ■□     
     プロジェクトやソフトウェア資産を簡単・確実に管理できます。   
 
 「S/D Manager」は、10年以上も前から販売し100Lic以上の実績を誇ります。
 
   システム開発・変更・保守業務のプロセス管理と運用支援を行います。  
   業務処理のルール化や、各情報の文書化・ログ管理などが可能です。  

 ⇒ お問合せ 株式会社アイエステクノポート http://www.istechnoport.co.jp  
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┏ AS/400 20年史ノート (4) POWERベースの仮想化の取り組み
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 日本IBMは3月21日、i5/OSの新バージョン「V6R1」の出荷を予定通り開始した
もようです。そして今年1月30日の発表時には、V6R1が、POWER6搭載サーバー
向けの仮想化ソフトウェア「IBM PowerVM Edition」(以下、PowerVM)に対応する
こともアナウンスしていました。

 このPowerVMは、POWER6サーバー上で走行する複数のアプリケーションが遅
滞なく効率的に稼働するよう、POWER6システムの各種資源(CPU、メモリ、ディ
スク、ネットワークなど)を有効に活用するための製品です。

 これを「仮想化ソフト」と呼ぶのは、各アプリケーションが処理に必要とする
リソース量をいったん仮想化したCPUやメモリ、ディスクなどに割り当て、その後、
他のアプリケーションによる各種資源の利用状況を見ながら、実際の(物理的
な)CPUやメモリに展開するソフトであるからです。これによって、各種資源の利
用率が高まり、処理の高速化や省資源化を実現することが可能になります。

 1990年代以降の分散化とダウンサイジング、オープン化の流れの中で、企業
には数多くのサーバーが導入されるようになりました。しかし、そうしたサーバーの
利用率は極めて低く、一般的なPCサーバーの場合「15〜20%程度」といった指
摘もあるほどです。つまり、その持てる資源があまり活用されないまま「サーバー
の乱立」といった状態にあるのが、現在の企業システムの光景なのです。

 IBMは2000年代になってこの点に着目し、全社を挙げて問題解決に取り組んで
きました。そしてその回答が「仮想化」だったのです。このことは、2005年12月発
表の「IBM Systems Agenda」(今後5年間にわたるITインフラの新たなコンピュー
ティング・モデルと方向性を示す中期戦略)にもはっきりと記されています。さら
に、最近のマーケティング・メッセージである「Project Big Green」(データセン
ターの省エネルギーへの取り組み)も、この仮想化を前提としているのは間違い
ないでしょう。
 
 さて、PowerVMです。これは、下記の技術で構成されます。

●POWER Hypervisor(ハイパーバイザー)
  複数のOS環境下において、パーティショニングや動的なリソース移動を実現。
●Micro-Partitioning
  論理的な区画(パーティション)を、プロセッサ全体に割り当てるのではなく、
  一定の割合で割り当てる技術。
●Live Partition Mobility
●Multiple Shared Processor Pools(シェアド・プロセッサ・プール)
●Shared Dedicated Capacity(シェアド・デディケイト・キャパシティ)
●Integrated Virtualization Manager(統合仮想マネージャー) 
  Webブラウザの画面を通じて、仮想環境の設定・管理を行うためのツール。
●Virtual Ethernet(仮想LAN)
  ネットワークの仮想化を提供。
●Virtual I/O server(VIOS、仮想I/Oサーバー)
  パーティション間のI/Oアダプタとデバイスの共用を可能にする。
●Virtual SCSI(仮想SCSI)
●Capacity Upgrade on Demandキャパシティ・アップグレード・オンデマンド
  プロセッサやメモリなどのシステム資源を必要に応じて利用するための機能。

 このうちPOWER Hypervisorは、概念的にはハードウェア資源のすぐ上に配置
されるファームウェアです。そして、System iを特徴づけるTIMI(Technology Inde
pendent Machine Interface:OSからデバイス管理を抽出したもの)やSLICも
ファームウェアで、i5/OSとPOWER Hypervisorの間に置かれます。IBMはPOWER
6サーバー(System p、ブレードサーバーJS22など)の製品化に合わせて、仮想
化ソフトの旧来の名称を変更して「PowerVM」としましたが、この名称変更の裏
には、TIMIとSLIC機能の大幅な取り込み(PowerVM化)があるのではないか
というのが筆者の推測です(残念ながら、確認できる公開資料がありません)。

 PowerVMの前身は「Advanced POWER Virtualization」(APV)です。さらに、そ
の前身は「Virtualization Engine」(VE:IBM仮想化エンジン))と言い、2004年4月
に公開プレビューが行われています。そしてこの公開プレビューの1カ月後
(2004年5月)に、IBMはPOWER5搭載のeServer i5を発表し、VEを実装しました。
そのニュースリリースには、「今後複雑・多様化が加速されるITインフラストラク
チャーの最適化に向けて、異機種混在環境を一元化する仮想化技術、『IBM仮
想化エンジン』を業界で初めて実装しました」と誇らし気に記載されています。ち
なみにIBMはこの時、サーバーの名称を「AS/400e」から「eServer i5」へ、OS
の名称を「OS/400 V5Rx」から「i5/OS V5Rx」へ変更しています。まるで、VE搭載
が大きな節目とでも言いたげな名称変更です。

 しかし、AS/400の仮想化の取り組みは、この時に始まったわけではありません。
製品で言えば、1994年のOS/400 V3R1が1つの転回点となっています。[以下、
次号に続く]

◇過去のコラム
・AS/400 20年史ノート (1) 1988年6月20日。異例づくしの製品発表(3月3日号)
・AS/400 20年史ノート (2) AS/400発表前後の汎用機と小型機の事情(3月10日号)
・AS/400 20年史ノート (3) IBM PowerVM Editionの意味(3月17日号)

[一歩先行く iメールマガジン No.37 2008.3.24]

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┏ 今週の事例 >>> 不動産管理業様

  ソフト、プリンタの合わせ技で伝票発行業務の手間とミスを削減
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 創業29年、日本中で社員寮・学生寮や福利厚生施設の管理をされているお客
様の事例です。

 こちらのお客様では長年System iを基幹業務に使用していますが、見積書、請
求書などの伝票類に関しては用紙コスト削減のためカット紙化を進められ、弊社
が得意としていたドットプリンタ、ラインプリンタは使わない方針となっていました。

 元々、一件の伝票で

A・鏡
B・明細(1枚目)
C・明細(1枚目に書ききれなかった明細の続き)

の3種類のフォーマットが出力される仕組みであったため、下のような仕組みで
対応しておられました。

(1)プレ印刷紙をA、B、Cの3種類用意しておく
(2)プリンタも用紙に合わせてA、B、Cの3台用意しておく
(3)System i側でもA、B、C 3種類にスプールを分けておく

 こうすることで、例えば「鏡」ならスプールAを開放すれば、プリンタAにセットし
た用紙Aに、「鏡」が自動的に印刷されて出てくる……という仕組みです。

 これで間違いなく所定の印刷が所定の紙に出てくるのですが、こんな悩みが
どうしても解消できません。

・印刷された紙は、取引先ごとに組み合わせてから郵送している。これを人の
 手で行うが、組み合わせのミスが許されないため現場の負担が増える。
・3種類のプレ印刷紙を常にストックしておかなければならない
・そもそも、プリンタが3台も必要

これを解消するべく、弊社の「PS45」プリンタが採用されました。
http://as.memorex.co.jp/product/ps45.html

 まず、「鏡」「明細」「明細の続き」に分かれているスプールを、伝票のデータ上
にあるユーザーコードを元に【取引先別にマージ】。請求一件ごとの、
「鏡+明細+明細の続き」という1つのスプールをここで作ってしまいます。

 このため、一件の請求書を3台のプリンタに分けて印刷する必要がなくなりまし
た。

 同時に、System iのスプールデータにオーバーレイを付与する仕組みをつけた
ため、1台のプリンタにセットされている白紙に「鏡」「明細」「明細の続き」
それぞれの枠線も印刷。

 このため、プレ印刷紙のストックを常備する必要がなくなりました。

 一番目に見える違いとしては、1件の請求書がまとめて印刷されるため、今ま
で人の手で行っていた伝票の手動ソート作業がなくなったことです。人為ミスも減
り、何よりオペレータさんの負担が大幅に軽減されました。

 このbefore/afterの図解はこちらでご確認ください。
 http://as.memorex.co.jp/product/as400/as400_03.html

 また、今後の展開としてはプリンタへの印刷に留まらず、取引先の事情に合わ
せてFAX、メールなどで伝票を送ったり、控えをPDF化して経理や営業部門の
サーバーに蓄積するという運用も期待されています。

 さらに、この例ではオーバーレイデータ付与のため別サーバを立てていますが、
PS45プリンタが標準で持っている簡易オーバーレイ機能で代替すれば、プリンタ
代金だけでオーバーレイ付き印刷を行うことも可能です。

 今、目の前にある便利だけでなく、今後に繋がるドキュメント管理を実現した
好例と言えるでしょう。

◇兼松エレクトロニクスの「メモレックス」ブランド紹介ページ
 http://as.memorex.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.37 2008.3.24]

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┏ 今週の注目>>>RPG(COBOL)で!らくらく簡単!
          
 Webアプリケーションが開発できるツール「JACi400」
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 皆様ご存知の通り、System iは安定性・信頼性が抜群で、顧客満足度が非常
に 高い素晴しいシステムです。

 そのSystem iのデータベースをリアルタイムに活用しながら、簡単に新規Web
アプリケーションを開発できるツールが「JACi400」です。この「JACi400」は、従来
のRPGやCOBOLで5250アプリケーションを開発するのとほぼ同じ手順で、新規
Webアプリケーションを簡単に開発することができるツールです。

・新規Webアプリケーションを短期間で構築したい
・Web開発に当たって新しくスキルを習得する必要なく、現行の知識だけでアプリ
 ケーションを構築したい

 JACi400はこんなご要望をお持ちの方に最適なツールです。

◎JACi400の特徴

・RPG、ILERPG、COBOLでプログラムロジックを開発できるので、java等の新し
 い言語を習得することなく、アプリケーションを簡単に開発することができる 
 ツールです。
・画面はHTMLで自由に作成します。もちろん、文字サイズの制限もありません。
・HTMLとRPG(ILERPG、COBOL)プログラムとの通信はバッチで動作します。
 そのため、5250エミュレータは不要です。

◎JACi400開発手順

1. 画面の作成と 入出力項目の指定
 ・HTMLツールを使って文字サイズに制限のない自由な画面を作成します。
 ・作成したHTMLファイルの項目の中から、System iと通信を行う項目に識別子
 を指定します。
2.入出力項目に関する詳細定義
 ・入出力項目に関する詳細情報を定義します。
 ・定義内容は、通信を行う項目のデータ型、データ長やボタンクリック操作時の
  アクション発生時のタイミング等を設定します。
3.プログラム作成
 ・JACi400で自動生成された骨組みのRPG(ILE RPG・COBOL)プログラムに
  必要なロジックを追加します。HTMLとのデータ通信部分はJACi400が
  自動的に生成いたします
4.コンパイル
 ・プログラムが完成すればコンパイルをして出来上がりです。

◎JACi400の使用例
 ・在庫照会
 ・不動産物件紹介
 ・受発注システム
 ・勤怠管理
 ・見積システム
 ・簡易ワークフロー
 ・ショッピングカート   など

 System i で実用可能な画面システムであればWEB化が可能です。
 また、弊社Delphi/400と併用することにより、エクセルやPDFなどのデータ書出
しも可能となります。

◎JACi400を使用するメリット
 ・プログラムロジックとデータベースはSystem i上に保管されるので、安定性、
  パフォーマンス、セキュリティが万全です。
 ・System i のデータをそのままWebアプリでリアルタイムに活用できるので、
 ・日次バッチで行っているSystem i からDBサーバーへのデータ転送や、
  データ変換をする必要がなくなり、運用時間が大幅に短縮されます。
 ・System i 上の他システムとの連携がスムーズに行えます。
 ・JACi400は、運用版が無料です。
 ・System i開発版を購入して頂くと、何人のユーザーがWEBシステムを使用
  してもコストは変わりません。

 ご興味をお持ち頂きましたら、JACi400を是非一度ご検討ください。

>>> 詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.migaro.co.jp/contents/products/jaci400/point/index.html

[一歩先行く iメールマガジン No.37 2008.3.24]

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┃イ┃ン┃タ┃ビ┃ュ┃ー┃>>>
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金澤廣志 株式会社アイエステクノポート 代表取締役 [後編]
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製品は自社開発にこだわる
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―― アイエステクノポートの製品はすべて自社開発ですか?

金澤 はい。自社で企画し、自ら開発しています。

―― それはどのような理由でしょうか?

金澤 何と言っても、他人が作ったプログラムでは目指す機能を十分に得ること
が難しいですし、修正や拡張も思うようになりません。お客様サイドに立って、こ
ういう製品が欲しい、こういう性能・機能が必要だ、という時に柔軟に対応できる
のは自社開発しかないだろうと思います。それに、自信を持ってソリューションを
説明し実現できるのは、自社開発製品だからですよ。

―― それは金澤さんの経歴とも関係していますか?

金澤 あると思いますね。私はユーザー企業の情報システム部門出身で、その
後、現在の会社を興しましたが、情報システム部門にいてシステム/34や36、38
を担当していた時の経験が、ソフトウェアの自社開発につながっていると思いま
す。

―― System i対応製品を開発している側から見て、System iはどのようなマシ
ンですか?

金澤 オールインワンを実現した製品ですね。信頼性がきわめて高いハードとO
Sから基本的なミドルウェアまで一通り揃っている。見事な製品だと思います。私
どもはそのオールインワンの世界で、お客様サイドから見て、さらに求められる
ニッチの部分を製品化していく。そういう役割だと考えています。

―― System iの機能を知り尽くしているわけですね。

金澤 全てを知り尽くしているという事ではありませんが、すくなくとも弊社が提供
する機能に関するものはかなり深く研究していますね。他の会社に比べるとi5/O
SのAPIは相当数使いこなしていると思います。

―― APIの使い方は、性能に影響してくるポイントですね。

金澤 そうです。性能はもちろん、使い勝手や信頼性にも関係してきますね。

―― 現在は、どんな分野の製品を企画・開発中ですか。

金澤 アウトプット系とセキュリティ系です。製品化はもう少し先になりますが、Sy
stem iの利用環境を格段に改善する製品になると思います。

―― 楽しみにしています。

>>> アイエステクノポート
 http://www.istechnoport.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.37 2008.3.24]

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 数字のコラム >>>>>>  1994  <<<<<< HiT Software社設立
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 (株)クライムが販売提携する米国のHiT SoftwareのCEOの名前はGiacomo
Lorenzinです。彼はイタリア生まれで、HiT Softwareをシリコンバレーで
起業する前は長くオリベッティ・アメリカで仕事をしていました。

 HiT Softwareは最初にDB2/400, DB2/UDBアクセス用のOLE DB、 ODBC、
NET、JDBCドライバ製品ファミリの販売でビジネスをスタートさせました。

 HiT Softwareが設立されたのが1994年のことでした。

 その後、HiT Softwareはそのデータベース・アクセス技術を生かし、リアル
タイム・レプリケーション・ツールの「DBMoto」,リアルタイム・XML-RDB
マッパーの「Allora」へと製品群を発展させていきました。

>>> HiT Softwareの製品群をさらに知っていただくためのページ:
 http://www.climb.co.jp/soft/index.html

[一歩先行く iメールマガジン No.37 2008.3.24]

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