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2008年05月13日

2008年5月13日 No.42

一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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   一歩先行く  i メールマガジン   >>>  2008年5月13日 No.42

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◎ゴールデンウィーク期間の休刊を終えて、今週から配信をスタートいたします。

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┏ AS/400 20年史ノート (9) 「シルバーレイク・プロジェクト」の内容(1)
┏ 今週の事例 >>> 学校法人 玉川学園
  ハンディターミナル利用のRFIDシステムを導入し、図書館業務を大幅に効率化
┏ 今週の注目-> WindowsとSystem iの相性は大丈夫ですか?
            SQL Middlewareファミリーのご紹介
┏ 注目の事例 >>> 日本出版販売株式会社
  2系統のホスト機に高速レーザープリンタ「WP8400EC」を接続し、
  月間1000万枚の大量プリントを高速印刷。TCO削減、高信頼性も実現
┏ 数字のコラム:40

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┏ AS/400 20年史ノート (9) 「シルバーレイク・プロジェクト」の内容(1)
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 つい最近の米メディアに、米IBMのビル・ザイトラーの定年退職が報じられてい
ます。ザイトラーと言えば、AS/400発表当初から1995年までAS/400部門のアシ
スタント・ゼネラル・マネージャーを務め、初期の急成長と64ビットRISCへの切り
換えを成功に導いた立役者の一人として知られています。1995年から約1年半
は、アジア・パシフィックのソフトウェア担当バイス・プレジデントとして東京に滞在
し、米国への帰国後はAS/400のゼネラル・マネージャーとして、AS/400eシリー
ズ(1997年)の成功に手腕を発揮します。最近は、システムズ&テクノロジー部
門の責任者としてIBMのサーバー製品の統合に手腕を発揮してきました。IBMで
の在職期間は39年、また1つ時代の幕が下りたという印象です。

 さて、今回は「シルバーレイク・プロジェクト」の続きです。

 コードネームで「シルバーレイク」と呼ばれたAS/400の開発プロジェクトは、198
6年初めに正式にスタートします。そして1988年6月の発表まで、28カ月という異
例の短期間で製品を完成させますが、従来にない斬新な取り組みを数多く導入
した、画期的な開発プロジェクトでもありました。

 1992年になって、このプロジェクトの中心にいた人物(ロイ・バウアー、エミリオ・
コーラー、ヴィクター・タン)が、「The Silverlake Project」というそのものズバ
リの書名の本を公刊しますが(未邦訳)、その本の冒頭に「シルバーレイク・プロ
ジェクトの10のマネジメント原則」をまとめています。このプロジェクトのユニーク
さが端的に示されているので、これをまず紹介します。

(1)ビジョンを持つリーダーの任命
(2)部門の壁を越えて最適の人間を登用し、明確に定義されたミッションを与え
   てビジョンを具体化する
(3)スタッフに権限を与える
(4)製品計画から販売、サービスまでを縦断するクロス・ファンクショナルな作業
   チームを複数設置し、活用する
(5)市場をセグメント分けし、その中の適切なセグメントに対して、自社製品(AS
  /400)をポジショニングする
(6)市場とそこにおけるビジネスを調査し、新たなビジネスモデルを確立する
(7)製品化のための優先順位を設定し、リソースを割り当てる
(8)プロジェクトの各プロセスをパラレルに進行させる手法を採用することにより、
   開発期間を短期化する
(9)外部、特にカスタマーとパートナーシップを組む
(10)カスタマーの期待を明確化し、その期待以上のものを継続的に提供し続ける
 
 これは、現在にも通じるマネジメント原則と言えますが、当時としては「これが
AS/400成功の理由」と上記の本の著者が胸を張るほどの画期性を持つもの
で、逆を言えば、IBMにおける従来の製品開発は、これとは反対の手法を使って
行われていたということです。言葉を換えれば、このプロジェクトの画期性は、
製品・技術ドリブンからマーケット・ドリブンへの転換とみることができます。

 たとえば、(5)と(6)に関して、IBMのミッドレンジ機のユーザーを分析する
と、全体で22万のユーザーがいて、その60%が海外、85%が従業員5000人未満
の中堅・中小企業で、この中堅・中小企業の成長率はフォーチュン500社にラン
クされる大企業の2〜3倍以上であることが判明しています。しかも、中堅・中小
企業のユーザーたちは、従来とは違って、自分自身の判断でコンピュータ・メー
カーを選択する経験と能力を備えるようになっており、また、情報システム部門
以外の業務部門の人たちがコンピュータ導入の意思決定を行う兆候も出てきて
いました。

 これを受けて、上記の本では、「我々の顧客は誰か?」「彼らの望むものは何
か?」という2つの命題に本腰を入れて取り組むことになった、と記しています。

 その結果、世界のミッドレンジ市場には約5000万社の潜在ユーザーがあり、
そのコンピュータの使用法を調査すると、100種類以上のアプリケーションを使っ
ていることが分かり、うち40種類のアプリケーションは全顧客の約4分の3の購入
意思決定と密接に関係していました。
 
 そこで、プロジェクトでは、ニュー・マシン(=AS/400)のターゲット市場を17業
種に絞り込むと同時に、カスタマーに対して次の5つを提供する方針を立ててい
ます。

・シンプルさ
・ソリューション
・高い生産性
・拡張性(成長性)
・サポート

 現在の「i」につながる、AS/400の形が見えてきています。[以下、次号]

◇過去のコラム
・AS/400 20年史ノート (1) 1988年6月20日。異例づくしの製品発表(3月3日号)
・AS/400 20年史ノート (2) AS/400発表前後の汎用機と小型機の事情(3月10日号)
・AS/400 20年史ノート (3) IBM PowerVM Editionの意味(3月17日号)
・AS/400 20年史ノート (4) POWERベースの仮想化の取り組み(3月24日号)
・AS/400 20年史ノート (5) OS/400 V3R1:1994年5月(4月1日号)
・AS/400 20年史ノート (6) Power Systemsへの名称変更:2008年4月(4月7日号)
・AS/400 20年史ノート (7) 日米の発表の違い(4月14日号)
・AS/400 20年史ノート (8) 1985年の苦境と「シルバーレイク・プロジェクト」(4月22日号)

[一歩先行く iメールマガジン No.42 2008.5.13]

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┏ 今週の事例 >>> 学校法人 玉川学園

 ハンディターミナル利用のRFIDシステムを導入し、図書館業務を大幅に効率化
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 小学1年から高校3年までの12年間を1つの学校と捉え、一貫教育を実践する
学校法人玉川学園では、保護者・生徒・学園をインターネットでつなぐ「CHaT Ne
t」の構築を1998年に開始し、遠隔教育の実現に取り組んできました。

 その取り組みを強化すべく、2006年9月に学園マルチメディアリソースセンター
(以下、MMRC)を新設。図書館に加え、マルチメディアシアターなどを配置し、日
常的に利用できる総合情報図書館・学習センターとしての役割を持たせていま
す。

 同学園ではMMRC新設を機に、RFIDにより図書館システムを構築。RFIDリー
ダライタには、ウェルキャットのXIT-150-BRを採用しました。マルチメディアリ
ソースセンター CHaT Net運営室 課長の波里純次氏に、RFIDシステムの導入理
由や今後の取り組みを伺いました。
  
―― はじめに、RFIDを利用した図書館システムを構築した経緯をお聞かせくだ
さい。

波里 MMRCの新設にあたり、図書館やコンピュータルームなど、情報に関連す
る設備を集約することになりました。本もコンピュータも情報という切り口から見
れば情報を入手する手段であり、これらを融合することで、調べ学習を効率的に
行える環境を整えたのです。

 MMRCは、図書館、マルチメディアシアターなどを備えた、ITを駆使した施設と
なっています。もとは高校内にあった図書館をMMRCへ移設してきたのですが、
その際、図書館システムも最新のものにしようと、RFIDを利用することになりまし
た。RFIDは情報の書き込みができるので、将来的には一般的な図書館業務以
外にも活用範囲が広がる可能性がある点も魅力でした。現在、3万5,000冊の図
書の貸し出し・返却や新しく購入した図書の登録を行う際にRFIDを読み込み、迅
速で正確な業務を実現しています。
        
―― RFIDリーダライタに、ウェルキャットのXIT-150-BRを採用した理由は何で
すか。

波里 図書館用に作られたシステムがあるのですが、自動貸出機や出入り口に
不正持ち出し防止用のゲートを設置するとなると、トータルで数千万円もの費用
がかかります。また、図書館の利用者データベースをリアルタイムで最新の情報
に保つには大きな労力を必要とします。そこで、費用を最小限に抑え、必要な機
能を実現する方法を探しました。

 その過程で知ったのがハンディターミナルです。ハンディターミナルなら、高額
な自動貸出機を使わずに同様の機能を実現できます。最終的に、私どもでは図
書館システムを自主開発することにしました。

 ところが、初めて目にしたハンディターミナルは大きく、デザインも男性的なも
のでした。それでは女性職員の多いMMRCには馴染まないと思い、軽量かつデ
ザイン性の高いハンディターミナルをインターネットで探したところ、ウェルキャッ
トのRCT-200-01がヒット。すぐにメールで資料を請求しました。

 実は、このとき初めてウェルキャットという会社を知ったのです。会社に馴染み
はなかったものの、軽量でデザイン性の高いRCT-200-01なら女性にも使いやす
いことは一目瞭然。また、HTMLベースのサーバソフトは開発が容易なこと、既存
の図書館システムに比べてトータル価格がリーズナブルなことも導入の大きな決
め手となりました。

 RCT-200-01は、RFIDリーダライタ機能に加えてバーコードリーダ機能も備えて
いるので、図書館業務だけでなく、バーコードによるパソコンと映像閲覧用VOD
システムのリモコンの貸し出し・返却業務にも使用しています。今では後継機のX
IT-150-BRも導入しています。
  
―― RFIDシステム導入後の効果はいかがでしょうか?

波里 テスト運用により使い勝手のよさを実感してから本稼働をスタートしたので、
導入時のトラブルもなく、現在もスムーズに運用できています。書店から本が届く
と、まず図書データベースへの登録作業を行うのですが、この作業が1冊あたり
数秒でできるようになりました。その上、正確に登録できるというメリットもありま
す。また、自由に持ち運べるハンディターミナルであれば、貸し出しカウンター以
外の場所でも貸し出し業務が可能です。もう、これがなければ仕事になりません。

―― 現在、課題となっていることはありますか?

波里 従来、図書の貸し出し業務は、図書カードで行っていました。本の裏表紙
を開いたところにポケットを付け、そこに図書カードを挿入していました。大半の
図書にはそのポケットが残っているので、RFIDの大きさの都合もあって図書カー
ド入れのポケット内にRFIDを貼付しています。そのため、本棚にある本の読み取
りが難しいのです。本の背にタグを貼付できれば、読み取りやすくなるのですが
……。

―― 最後に、今後の展開をお聞かせください。

波里 持ち運べるというハンディターミナルの特徴を活かして、活用方法を広げ
ていきたいと考えています。まず、当初、思い描いた自動貸出機能の運用をは
じめたいですね。本棚にハンディターミナルをぶら下げておき、借りたい本が見
つかった生徒は自分でハンディターミナルを操作して貸し出し手続を行うのです。
このほか、本を探すゲームなど図書館内でのイベントへの使用も考えています。
生徒は携帯電話世代ですから、親指入力はお手のもの。抵抗感を持たずに楽
しんでくれるでしょう。これからが楽しみです。

■COMPANY PROFILE  >>> 学校法人 玉川学園
・設立:1929年
・本社:東京都町田市
・校地面積: 約59万平方メートル
・総収入:375億4000万円(2006年度)
・在籍者+専任教職員数:1万1131名(このほか通信教育受講生9350名)(2007年5月)
 http://www.tamagawa.jp/

◇ウェルキャットの製品紹介ページ
 http://www.welcat.co.jp/case/

[一歩先行く iメールマガジン No.42 2008.5.13]

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┏ 今週の注目-> WindowsとSystem iの相性は大丈夫ですか?
 
  SQL Middlewareファミリーのご紹介
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・WindowsからSystem i (AS/400)のDB2/400上のデータをExcelやAccessで
 活用されていますか? 
・ODBCを利用されていますか?
・設定は簡単ですか?
・スピードは大丈夫でしょうか?
・文字化け問題はありませんか?
・問題が起きた時にサポートはありますか?
・ADO, や.NETでの利用計画はありますか?

●SQL MiddlewareファミリはDB2/400とDB2 UDB対応のWindows用ODBC、OLE
DB、.NET、JDBCミドルウェア・ファミリです。

◎各製品は確実なSQLサポートを提供します。
・Windows ODBC level 3.0 (Win32/64ビット対応):HiT ODBC
・Windows OLE DB/ADO 2.6 (Win32/64ビット対応):HiT OLEDB
・Windows .NET/ADO.NET 1.X/2.X :Ritmo
・JDBC Type 4(100%Java): HiT JDBC

◎主な機能:
・System iに特別なソフトウェアは不要
-System iにインストールが不要で、パフォーマンスにインパクトがない
・複数のDB2バージョン/プラットフォームをサポート
-現状のソフトウェアの使用可能
・開発エディション( Developer Editions)を準備
-ユーザーのASP, Java, VBの開発用として
・SSL v3 機能を内蔵
-インターネット上での安全なトラフィックを提供
・柔軟な接続
-TCP/IPとSNA/APPCをサポート
・管理および診断ツールを準備
・柔軟なライセンス体系を提供
 -サーバ版とクライアント版を準備
 -サーバ版は5,10,25,無制限接続ライセンスを準備
 -クライアント版の紹介サイト
 >>http://blog.goo.ne.jp/hitsw/e/42307dee9b3acead733f8b227bc07311

●SQL Middlewareは、現有のDB2/400データを統合し、セキュアで分散化した
アプリケーション導入を可能とします。

■製品概要はこちらをご覧ください。
>>> http://www.climb.co.jp/soft/sqlmiddleware/index.html

◎SQL Middlewareを活用したアプリケーション例:
・Web アプリケーション開発
-DB2サーバ相互作用対応のパイプ
・ビジネスインテリジェンス/データマイニング
-分析のためのDB2アクセス
・レポーテリング/意思決定サポート
-有益な情報の導入のためのDB2アクセス
・C/Sアプリケーション/ディプロイメント
-3rdパーティソリューションや社内開発のサポート

>>>株式会社クライム TEL:03-3660-9336
  http://www.climb.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.42 2008.5.13]

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┏ 注目の事例 >>> 日本出版販売株式会社

 2系統のホスト機に高速レーザープリンタ「WP8400EC」を接続し、
 月間1000万枚の大量プリントを高速印刷。TCO削減、高信頼性も実現
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 日本出版販売株式会社(日販)は、書籍・雑誌の流通を担う国内最大の出版
販売会社(出版取次)として、1949(昭和24)年の創業以来、出版流通の革新を
行ってきました。

 近年はデジタル技術の急速な進歩と普及に伴い、出版物もその形態をはじめ、
編集方法や流通システムなどがより複雑なものとなってきています。お客様の
ニーズも多様化・細分化し、さらなる信頼性の構築と効率化の推進は、業界全
体の重要課題といえます。

 こうした中で日販は、いち早く取り入れてきた最先端技術をベースに“日販なら
では”の出版流通をハード&ソフトの両面から追求。より速くより確実なデリバ
リーの追求はもちろん、さまざまな流通情報から書店店頭の活性化、経営管理
や人材育成まで、トータルな視点で書店ビジネスを支援しています。そして「日販
なら任せられる」「パートナーは日販しかありえない」というご支持をいただけるよ
う、活躍の場をさらに拡充し続けています。

 日販は、全国の約1万1000の書店、2万2000のCVSを顧客としています。こうし
た多くの顧客に対して日々発送している書籍や雑誌には、すべて宛名紙が付け
られています。月間のプリント枚数は約1000万枚にもなるという膨大な量です。
その宛名紙をプリントするために、同社では、IBMと富士通の2系統のホストに、
それぞれ2台ずつの専用プリンタを接続して、処理を行っていました。

 「書籍や雑誌に添付する宛名紙は、出版流通を影で支えている重要な存在で
す。もし、そのプリントに問題が発生すれば、全国に本が届かない、言い換えれ
ば、書店から本が姿を消してしまうという大問題に発展します。このようにプリン
ト業務は当社にとって、ミッションクリティカルな厳格さを要求されるため、各ホス
トに2台ずつの専用プリンタを接続し、冗長化構成をとることで対応してきました」
とシステム部部長の藤重雅継氏は強調します。

 しかし、プリンタの切り替え時期を迎えるにあたり、2系統のプリント環境を維持
していくことは、システム管理・運用において手間、コスト、生産性のいずれの面
からもマイナス要素となることから、プリンタの統合を検討することになりました。
 こうして同社では、2004年春頃より次期プリント・システムの検討を開始しまし
た。

 統合プリント環境を目指す中で、同社が命題として掲げたのは、印字品質、シ
ステムの安定性(信頼性)、コストの3点でした。

 「IBMと富士通の両ホストのプリントを統合できるベンダーとしてKELさんを含め
た3社が競合した中で、最終的にKELさんを選択した理由はこの3点の要求を、
いずれも非常に高レベルで満たしてくれたことが最大の理由です。また、マルチ
ホストの環境におけるシステム構築に非常に豊富な実績と経験を持っており、な
おかつ統合に当たっても特定のメーカーに偏らない中立の立場から、システム
の提案を行ってくれること、そして、導入後のサポート力という点も含めて高く評
価しました」とシステム部システム課の浅川拓氏は説明します。

 約2カ月を費やしてシステムの評価・検討を行った後、KELがベンダーに選定さ
れました。新プリント・システムの構築は2004年8月にスタートし、11月にはカット
オーバーを迎え、完全に旧来のプリント環境からの移行が完了しました。新シス
テムでは、IBMと富士通の両ホストから、Ethernetを介してKELの高速レーザー
プリンタ「WP8400EC」2台が接続し、両ホストから完全に共有できる環境となって
います。

 新プリント・システムの稼働によって、大きく変化したのは以前の2系統のプリン
ト環境では、相互に処理を融通させることができなかった処理が一元的に処理
できるようになったことです。

 「新プリンタになったことで、プリントスピードは4倍と大幅に向上しました。こ
れによって処理スピードが速くなっただけでなく、2系統のプリント業務を相互に
融通できるため、プリンタの能力をフルに使って処理することが可能となり、生産
性は大きく向上しています。従来の4台のプリンタを使用していた環境と比べると、
オペレーションが統合され、効率的な環境が実現しています。加えて、電力消費
や設置スペースなど、運用・管理面も含めてTCOの効果を考えると、非常に大き
な成果が出ていると思います」と浅川氏は高く評価します。

 新プリント・システムの稼働から、すでに数年が経過していますが、「これまで
大きなトラブルはなく、信頼性という要求にもしっかりと応えてくれていますね」と
浅川拓氏は語ります。

■COMPANY PROFILE  >>> 日本出版販売株式会社
・設立:1949年
・本社:東京都千代田区
・資本金:30億円
・売上高:6487億円 (2007年3月)
・従業員数:1729人 (2007年3月)
・業務内容:書籍、雑誌、教科書、教材品、コンピュータ機器の取次販売ならび
にこれに関する事業、映像・音楽ソフトの制作、販売ならびにこれに関する著作
権の取得、賃貸
 http://www.nippan.co.jp/

◇AP/WP8400の紹介ページ
 http://www.kel.co.jp/products/document/ap_wp8400.asp

 5月末公開を目指し、旧メモレックス、旧KEL両方のドキュメント関連製品の活
用事例、オンラインサポートなどのための新規Webサイトを準備中です。旧メモ
レックスで好評だった、サプライ関連製品の豆知識も追加して行きます。

◇兼松エレクトロニクス 
  システム製品本部 ドキュメントシステム部 03-5250-6221

[一歩先行く iメールマガジン No.42 2008.5.13]

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 数字のコラム >>>>>>  40  <<<<<< 兼松エレクトロニクス(株)創立40周年
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 まさしく今年、2008年に兼松エレクトロニクスは創立40周年を迎えました。奇しく
も、昨年合併した旧・メモレックス・テレックス(株)も創立年が1968年。同い年の
同級生ということになります。

 当時のメモレックスは、磁気テープの販売会社。コンピュータサプライ品が通販
や量販店で気軽に買える現在と違って磁気記録媒体の価格も高く、安くて質の
良い製品が今よりも強く求められていた時代です。

 なんでも、当時の営業マンはあの巨大なオープンリールテープを自ら担いでお
客様先を訪ね歩き、「ほら、当社の製品ならこんなことをしても磁性体が剥がれ
ません!」と、テープを両手で掴んでピシピシと音が出るくらい引っ張って見せた
とか、テープの入ったジュラルミンケースを不審がられて職務質問されたとか、
いろいろと伝説が残っています。

 もちろん今でも、情報の記録と管理については得意分野です。大型のシステム
を得意とするKELとの合併によって、より広範囲なお客様のご要望にお応えでき
るようになりました。

 兼松エレクトロニクスの、次の40年にもどうぞご期待ください。

>>>兼松エレクトロニクス
http://www.kel.co.jp/


[一歩先行く iメールマガジン No.42 2008.5.13]

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◎「一歩先行く iメールマガジン」をお読みいただき、ありがとうございます。
 皆さまのご意見、ご批判、ご感想をお待ちしています。

◎ご意見・ご感想をお寄せください。info@all-as400.net
◎「一歩先行く iメールマガジン」の配信登録は次のサイトからお願いします。
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◎企画/発行:一歩先行くi5活用協議会

「一歩先行くi5活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、i5、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。

「一歩先行くi5活用協議会」メンバー(2008年3月現在)

 ・株式会社アイエステクノポート
 ・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
 ・株式会社ウェルキャット
 ・兼松エレクトロニクス株式会社
 ・株式会社クライム
 ・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
 ・株式会社ミガロ

◎編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部 
─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・
◎「一歩先行く iメールマガジン」に掲載された記事は、
いかなる形式であれ許可なく転載することは禁じられています。
─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・
Copyright(C)一歩先行くi5活用協議会 2008

2008年05月19日

2008年5月19日 No.43

一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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   一歩先行く  i メールマガジン   >>>  2008年5月19日 No.43

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  □■DB2対応の高速SQL Connectivity製品ファミリ■□

 (株)クライムはIBM DB2/400アクセス用のSQL connectivity製品
 ファミリを準備しています。
 高機能・高速な HiTのODBC, OLE DB, .NET (Ritmo), JDBCの
 Windows用SQL ミドルウェア(ドライバ)製品ファミリです。

 ○ それぞれサーバ版とクライアント版を準備
 ○ Windows32/64ビット対応
 ○ OS/390、Z/OS, AIX, Solaris, Linux対応版も準備

 詳しくはこちらをご覧下さい。
 http://www.climb-net.com/hitsw/#SQL
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┏ AS/400 20年史ノート (10) 「シルバーレイク・プロジェクト」の内容(2)
┏ 今週の事例 >>> 株式会社ジェイス
 世界最大規模のフルカラー・デジタル・プリントシステムを構築
 利用明細書のフルカラー化によりONE to ONEマーケティングを追求
┏ 今週の注目-> Delphi/400を日本語環境で快適に利用するために
            ミガロが取り組むユーザーニーズへの技術的な対応とサポー

┏ 数字のコラム:1984

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┏ AS/400 20年史ノート (10) 「シルバーレイク・プロジェクト」の内容(2)
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 AS/400は、シンプルさ、ソリューション、高い生産性、拡張性(成長性)、サポー
トの5つを方針として製品開発が進められた、と前回の末尾で記しました。今回
はまず、この方針が具体的には何を指しているのか、「The Silverlake Project」
からまとめてみます。

・シンプルさ
 「我々は、顧客がシルバーレイクを使うのに特別な専門技術などいらないよう
に設計する。そして数千のメニューとヘルプスクリーンを用意することによって、
初心者でさえ使いこなせるようなシンプルな製品とする」

・ソリューション
 「顧客は、シルバーレイク上で稼働するアプリケーション・プログラムが不足して
いるといった、過去によくあったような事態には立ち会わない。システム/36とシ
ステム/38上で稼働するすべてのプログラムは、シルバーレイク上でも稼働する。
また、我々はシルバーレイク用に約1000種類のアプリケーションを用意する予定
で、さらに、他のマシンとのネットワーク機能を持たせることによって、それまでの
マシンの数段上をいく環境を提供する」
 
・高い生産性
 「シルバーレイクは、開発言語、ツール、ユーティリティを備え、ソフトウェアの
より速い開発と、より少ないプログラマーに対処できるようにする。また、統合さ
れたリレーショナル・データベースを標準装備してあらゆる情報をストア可能し、
検索と呼び出しができるようにする。さらに、“人工知能”的な機能を備え、人間
のエキスパートが行うのと同じような、スピーディな判断が行えるように設計する」

・拡張性(成長性)
 「シルバーレイクは、価格1万5000ドルの超小型システムから価格100万ドル相
当の超巨大システムまでカバーする6モデルのファミリー製品としてマーケットに
リリースされる。この幅は、シルバーレイクの顧客がより大きな性能と機能を必
要としたときに対応できることを意味する。これによって、新しいシステムに切り
換えたときの混乱や障害を回避することが可能になる。さらに、シルバーレイク
は、顧客の成長に対応する、いくつかの先進的な技術を提供する」

・サポート
 「シルバーレイクは、内部に“エレクトロニック・クラスルーム(電子教室)”と
いった顧客向け機能を内蔵する。これによって顧客は、シルバーレイク自体につ
いて知る必要はなく、その使い方を簡単に学ぶことができる。これは“エレクトロ
ニック・カスタマー・サポート”と呼ぶ機能で、このソフトウェアは随時アップデー
トされる。そしてさらに、シルバーレイクは自身で問題を診断し修復する機能を持
つ。また、電話回線経由で、IBMのサポート要員が顧客のシルバーレイクを診断
できるようにもする」

 現在でも十分に通用するマシン・コンセプトと機能ですが、これがミッドレンジク
ラスのマシンを利用するユーザーへの徹底した調査から導き出されたという点が
重要です。

 ところで、このマシン・コンセプトと機能をスペック数でまとめると、約2000種類
にも上ることが明らかになりました。つまり、シルバーレイクは約2000種類のエン
ジニアリング・スペックで構成されるマシンということです。そこで、これらのスペッ
クにどのような重み付けを行うか、どのような優先順位で開発を行うかが問題と
なりました。

 従来、IBMのロチェスターでは、マシン開発を行う際に、「System Plan」と呼ぶ
エンジニアリング・モデルを利用して優先順位を付け、資源を割り当てていました。
しかし、シルバーレイクのような、新しい技術や広範な顧客ニーズ、新しい市場、
激しい競争に対応するマシンにはうまくフィットしないことが明らかでした。

 そこで、シルバーレイク・プロジェクトでは、米ピッツバーグ大学のトーマス・
サーティ教授が開発した「階層分析法」(Analytical Hierarchical Process)とい
う、定性的な問題を定量的・客観的に評価するための手法を採用して、開発の
目標と優先順位を決定することとしました。

 その結果、シルバーレイクの短期的な目標を、次のようにランク付けしていま
す。

 第1の目標は収入。第2はマーケット・シェア。第3はテクノロジー・リーダーシッ
プ。

 また、潜在市場については約300の中から100をターゲット市場としてピックアッ
プし、各市場をランク付けするための2つの基準を明確にしています。1つは、市
場の成長性。もう1つは、シルバーレイク自体の競争力で、これは、シルバーレイ
クがその市場に合致しているか、適切なシルバーレイク用アプリケーションが投
入されるか、マーケットを攻略するためのチャネルを持っているか、サービスとサ
ポートのためのインフラを有しているか、という4つの要素で判断されるとしていま
す。

 このように、AS/400の開発プロジェクトは方法論から整備するといった具合に、
きわめてベーシックで体系的で網羅的であり、かつ斬新なプロジェクトでもありま
した。それは製品の並行開発や、製品発表に先立つユーザーやビジネス・パー
トナーからのフィードバックにも表れています。[以下、次号]

◇過去のコラム
・AS/400 20年史ノート (1) 1988年6月20日。異例づくしの製品発表(3月3日号)
・AS/400 20年史ノート (2) AS/400発表前後の汎用機と小型機の事情(3月10日号)
・AS/400 20年史ノート (3) IBM PowerVM Editionの意味(3月17日号)
・AS/400 20年史ノート (4) POWERベースの仮想化の取り組み(3月24日号)
・AS/400 20年史ノート (5) OS/400 V3R1:1994年5月(4月1日号)
・AS/400 20年史ノート (6) Power Systemsへの名称変更:2008年4月(4月7日号)
・AS/400 20年史ノート (7) 日米の発表の違い(4月14日号)
・AS/400 20年史ノート (8) 1985年の苦境と「シルバーレイク・プロジェクト」(4月22日号)
・AS/400 20年史ノート (9) 「シルバーレイク・プロジェクト」の内容(1)(5月13日号)

[一歩先行く iメールマガジン No.43 2008.5.19]

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┏ 今週の事例 >>> 株式会社ジェイス

 世界最大規模のフルカラー・デジタル・プリントシステムを構築
 利用明細書のフルカラー化によりONE to ONEマーケティングを追求
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 日本総合研究所の100%子会社で、SI・システム運用・プリンティングサービス
を提供する株式会社ジェイス(以下、ジェイス)では、フルカラー・デジタル・プリ
ントシステム「Xerox iGen3」を24台採用し、世界最大のフルカラー対応オン・デマ
ンド・プリンティングセンターを構築しました。

 同社では、同センターを核に、KELのCRMツール「Dialogue」を活用することで、
カード業界初となる全面フルカラーの利用代金明細書を出力すると共に、最新
のオン・デマンド処理によるONE to ONEマーケティングの実現へと本格的に展
開を図ろうとしています。

 ジェイスは、三井住友フィナンシャルグループ傘下の日本総合研究所を母体と
し、コンピュータ運用や周辺業務部門が分離独立し、100%子会社として1990年
10月に設立されました。同社の主業務は、日本総合研究所のグループ会社とし
てシステム開発、システム運用およびデータ処理業務を事業の3本柱に、「IT」に
関わるトータルソリューションを提供しています。具体的には、ネットワーク構築、
24時間運用管理、そして入力からプリント処理まで、あらゆるお客様のITニーズ
に対応する「ワンストップITサービス」を指向しています。

 中でもデータ処理業務においては、従来より日本総合研究所のアウトソーシン
グセンターとして、メインフレーム(汎用機)出力のオンラインプリント処理や、個
別の顧客ニーズをきめ細かく反映させたオフラインプリント処理などを全面的に
行ってきました。そしてこの業務をさらに発展させ、今般、市場拡大が見込まれ
るDPS(デジタル・プリンティング・サービス)市場に本格的に参入すべく2005年に
新設したのが、最新鋭のオン・デマンド・プリントシステム「Xerox iGen3」を24台
で構成する世界最大規模のプリンティングセンターです。

 「世界的に見てもフルカラー対応のオン・デマンド・プリントシステムの導入は、
多くても6台程度が最高ですから、24台というのは圧倒的な世界最大のプリン
ティングセンターであると自負しています」と同社データマネジメント事業部プリン
ティングサービス部 部長の宮本政敏氏が力説するように、同社では、この新プ
リンティングセンターをPOD(プリント・オン・デマンド)事業の中核に位置付け、
事業展開の一層の拡大を図ろうとしています。

 同社が世界最大規模のプリンティングセンターを構築した背景には、これまで
日本総合研究所と共に受託していた三井住友カードの会員向けに送付する利
用代金明細書のフルカラー化を業界に先駆けて実現する、という目的がありま
した。

 「カードの利用代金明細書は会員が必ず目にするわけですから、カード会社さ
んにとっては会員の方々とのコンタクトチャネルの1つであると共に、一人ひとり
の会員ニーズに即した情報を提供する有力な媒体です。それだけに、フルカ
ラー化によって、色彩の使い分けや強弱をつけ、見やすく、分かりやすい内容に
刷新できますし、写真やカラーイラストの表示も可能になることで、ビジュアル的
なPR効果も大きく高め、単なる明細書にとどまらず『情報紙』としての価値を併
せ持たせることも可能になるという戦略があるのです」と宮本氏は解説します。

 三井住友カードは現在、1300万人以上の会員を有する国内最大級のカード会
社であると共に、世界No.1カードブランド「VISAカード」を日本で初めて発行し、日
本の「VISAカード」発行会社の統括機関であるVISAジャパンを設立したことでも
広く知られています。そして、カード業界のリーディングカンパニーとしてカード会
員の皆様にとっての「マイ・メインカード」を目指して、最先端のサービスを提供し
ています。

 今回、ジェイスでは、プリンティングセンターの構築によって、そうした三井住友
カードの戦略をシステム面からサポートし、フルカラー化を足がかりに、データマ
ネジメントサービスの一環として従来に無い高度な情報提供によるONE to ONE
マーケティングの実現へと本格的に展開を図ろうとしています。

 世界最大規模のオン・デマンド・プリントシステムにおいて、システム上のもう1
つの核となるのがKELが提供するCRMツール「Dialogue」の活用です。Dialogueは、
さまざまな入力資源からONE to ONEドキュメントを作成するためのCRMツール
で、定型フォームの簡単な明細書から、対話形式で作成される複雑なドキュメン
トや、独自ドキュメントまで、ノンプログラミングで開発・設計可能という特徴を
持っています。

 今回のカード利用代金明細書においては、1時間に最大で500万ページという
高速処理のドキュメント生成エンジンが、何百万通という三井住友カードの会員
向け大量プリントの高速処理をサポート。 会員の地域・年齢層や過去のカード
利用の内容から、会員ニーズに即した商品やサービスに関する最新情報、個人
ごとに抽出されたデータを受け、デジタル・オン・ デマンド方式のプリント処理に
より全面フルカラーというメリットをより高度に活用し、サービスの実現に貢献し
ています。

 「新プリンティングセンターの構築は、2004年初より本格的に検討を開始しまし
たが、実際のシステム構築に着手したのは2005年1月のことです。そして2月末
締め明細書から一部カラー化を実施していますから、実質2カ月程度の構築期
間で済みました。さらに、7月15日締め明細書から全面フルカラー化のサービス
に移行しています。もし、これが従来のCOBOLを使ったメインフレーム上での開
発であれば、構築期間は、この3倍は掛かっていたでしょうから、大幅な削減が
可能になりました」と同社シニアマネジャーの大西浩二氏は成果を強調します。

 加えて、フォームの変更に対する柔軟性という点でもDialogueは非常に優れて
おり、一度ドキュメントを設計すれば、もとのデザインを変更することなく多様な
フォーマットへの出力に対応が行えます。

 「これまで慣れてきた汎用系のシステム開発と異なり、オープン系システムの
開発に戸惑うこともあるかと思いましたが、実際に行ってみるとインタフェースも
わかり易く、驚くほど短期間で開発が行えました。構築期間が非常に限られ、し
かも、国内初のDialogueの導入という難しい状況の中にあってKELさんには、さま
ざまな側面からサポートをしてもらいましたし、大変良い協力関係のもとで開発
が行えたと思います」と大西氏は評価します。

 今回、世界最大のフルカラー対応プリンティングセンターとDialogueのPOD機能
の効果的な活用で、カード業界に先駆けた利用代金明細書のフルカラー化と高
品位かつ低コストでのデータプリンティングサービスを実現した同社。
 今後の展開について宮本氏は、「生保・損保業界へ向けたサービスの拡大、さ
らには通販業界に向けては、オン・デマンド処理による個別のお客様向けのカタ
ログの作成など、ONE to ONEマーケティングをより高度に実現するための方策
を検討しています」と語っています。

■COMPANY PROFILE  >>> 株式会社ジェイス
・設立:1990年
・本社:東京都世田谷区
・資本金:4億5000万円
・従業員数:1400名
・ITによる経営の効率化を追求する各種事業を展開。コンサルティング、高度シ
ステム運用、インフラ基盤、データプロセッシング、システムインテグレーションな
どのサービスを提供している。
 http://www.jais.co.jp/

◇Dialogueの紹介ページ
 http://www.kel.co.jp/products/document/dialogue.asp

 5月末公開を目指し、旧メモレックス、旧KEL両方のドキュメント関連製品の活
用事例、オンラインサポートなどのための新規Webサイトを準備中です。旧メモ
レックスで好評だった、サプライ関連製品の豆知識も追加して行きます。

◇兼松エレクトロニクス 
  システム製品本部 ドキュメントシステム部 03-5250-6221

[一歩先行く iメールマガジン No.43 2008.5.19]

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┏ 今週の注目-> Delphi/400を日本語環境で快適に利用するために

            ミガロが取り組むユーザーニーズへの技術的な対応とサポート
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 Delphi/400は、オープン開発ツール「Delphi」にSystem iへのミドルウェアを付加
したセット製品のことです。

 Delphiは日本語環境に対応した開発ツールですが、Delphi/400ミドルウェアは
フランスに本社があるSystemObjects社(System i専用のツール開発会社)が開
発した製品であるので、日本特有の環境や動作、お客様のニーズにタイムリー
に対応できません。

 そこでミガロでは、単にDelphi/400を代理販売するだけではなく、日本のユー
ザーが求めるニーズや仕様をまとめ、製品化対応の依頼や検証も行っています。

 例えば、こんな対応をしています。

 System iでは文字をEBCDICで扱いますが、DelphiではShift_JISで扱います。D
elphi/400では、これらを相互に取り扱うために文字コードの変換を行っています
が、コードページ1399(日本語英数小文字拡張)ではいくつかの特殊な文字コー
ドがありました。
 
 たとえば、FULL WIDTH BROKEN BAR'U'という文字は、Shift_JISコードでは'F
A55'ですが、EBCDICでは'426A'と'E9F5'の2つのコードが存在していました。Delp
hi/400では1対1対応のコード変換が基本であるため、'426A'は'FA55'と正しく変
換することができますが、変換コードが同じである'E9F5'は正常に変換できない、
という問題がありました。

【EBCDIC】 【Shift_JIS】
'426A' → 'FA55'
'E9F5' →  ?

 EBCDICとShift_JISコードの違いによって、文字が正しく表示できないのは困る、
というお客様からのご要望にお応えするため、ミガロでは動作を仕様化し、どち
らのEBCDICコードを読込んでも'U'として扱えるように、開発元と協議を行い、製
品化への取り組みを行いました。

【EBCDIC】 【Shift_JIS】
'426A' → 'FA55'
'E9F5' → 'FA55'

 ミガロでは、言語やコードによるさまざまな違いを解消し、Delphi/400製品を日
本語環境で正しく使用するための活動も行っています。

 日本のお客様にも満足していただける製品対応を行うため、ミガロもDelphi/40
0に貢献しています。

>>>株式会社ミガロ 
  http://www.migaro.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.43 2008.5.19]

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 数字のコラム >>>>>> 1984  <<<<<< 株式会社クライム 設立
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 クライムは、1984年にIBM System36/38、東芝TECのオフコンのプログラム受
託会社としてスタートしました。

 最初にビジネスの舵を大きく切ったのは1995年頃になります。それはインター
ネットがまさにスタートした時期で、このインターネットの波に乗るためにインター
ネットのコンテンツ制作に乗り出しました。このビジネスはコンテンツ事業部とし
て発展し、おかげさまで多くのユーザー様に幅広くコンテンツを現在もご提供させ
ていただいています。

次に、大きな変革のあったのが2000年頃になります。インターネットのコンテン
ツからユーザーのためのWebサーバ構築も行うようになっていました。

 その頃、インターネットの構築のために役立つツールがまだ国内では見当たり
ませんでした。そこで、インターネットを使用したユーザーが喜んでいただけるよ
うなソフトウェアとして、Web対応のJavaチャート・ツール「EspressChart」の販売
をスタートさせました。おかげさまで「EspressChart」はAS/400ユーザーはもちろ
んのこと、多くのユーザーにご利用いただいています。

 現在、クライムはAS/400用データベースのDB2/400等をサポートするレプリ
ケーション・ツール、双方向XML−RDBマッパー、ミドルウェアなどを販売し、さら
に幅広くユーザーをサポートしています。

 今後とも株式会社クライムをよろしくお願いします。

>>>株式会社クライム
http://www.climb.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.43 2008.5.19]

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◎「一歩先行く iメールマガジン」をお読みいただき、ありがとうございます。
 皆さまのご意見、ご批判、ご感想をお待ちしています。

◎ご意見・ご感想をお寄せください。info@all-as400.net
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◎企画/発行:一歩先行くi5活用協議会

「一歩先行くi5活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、i5、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。

「一歩先行くi5活用協議会」メンバー(2008年3月現在)

 ・株式会社アイエステクノポート
 ・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
 ・株式会社ウェルキャット
 ・兼松エレクトロニクス株式会社
 ・株式会社クライム
 ・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
 ・株式会社ミガロ

◎編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部 
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◎「一歩先行く iメールマガジン」に掲載された記事は、
いかなる形式であれ許可なく転載することは禁じられています。
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Copyright(C)一歩先行くi5活用協議会 2008

2008年05月26日

2008年5月26日 No.44

一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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   一歩先行く  i メールマガジン   >>>  2008年5月26日 No.44

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┏ AS/400 20年史ノート (11) 「シルバーレイク・プロジェクト」の内容(3)
┏ 今週の事例 >>> カルフール(Carrefour)
  HiT OLEDB Server/400でデータ・ウェアハウス業務のパフォーマンスを向上
┏ 今週の注目-> System i PDF化の定番ツール「UT/400-iPDC」
            連携製品とアウトプット・オプションのご紹介
┏ インタビュー >>>川上 真 株式会社クライム ソフトウェア営業部長 [前編]
  System iユーザーの間で、SQL Middleware for DB2 Accessが好評
┏ 数字のコラム:2007

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┏ AS/400 20年史ノート (11) 「シルバーレイク・プロジェクト」の内容(3)
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 1982年に始まった新しいミッドレンジ・マシンの開発プロジェクト(「Fort Knox」
プロジェクト=第8回に詳細)の失敗を受けて1995年にスタートしたシルバーレイ
ク・プロジェクトは、計画段階から短期開発を求められ、プロジェクトのどのフェー
ズにおいても時間との戦いを繰り広げたようです。

 「1988年8月までの28カ月間が、シルバーレイク・プロジェクトに与えられた時間
でした。この種のプロジェクトには4年から5年をかけるのが通例で、このような短
期間の開発は初めての要請でした。しかも、製品のコンセプトをまとめ、開発の
方針を固めるのに時間を要したため、ハードウェアの開発は1年、プログラミング
は18カ月間まで切り詰められることとなりました」と「The Silverlake Project」の
著者は書いています。

 時間の壁を破る1つの方法は、並行開発でした。すなわち、マーケット調査→
計画→開発→製造→販売/サービス→出荷とシーケンシャルに進行する従来
の方法に代わって、計画段階で開発、製造、販売/サービスを進行させ、次の
開発段階でも製造と販売/サービスなどを同時進行させるという、並行開発を
採用したのでした。

 そして、この並行開発には、開発拠点のロチェスターだけでなく、全世界のIBM
の34の拠点が協力し、分担するという体制が組まれました。日本からは、大和事
業所がプログラミング・サポート、野洲事業所がプログラム・ロジックの開発で参
画しています。

 時間の壁を破るもう1つのアプローチは、「IBMの開発としては初めて」、外部の
力を取り込むことでした。これについてはコンサルティング会社の利用やさまざ
まな取り組みが行われましたが、中でも特にシルバーレイク・プロジェクト全体に
影響を及ぼしたのは、「カスタマー・カウンシル」と呼ぶ、システム/36と38のユー
ザーを招集してのヒアリングでした。シルバーレイク・プロジェクトではここから、
前回触れた「5つの開発方針」(シンプルさ、ソリューション、高い生産性、拡張性、
サポート)や、豊富なアプリケーション・ソフトウェア、オールイン・ワンなどの重
要性を導き出しています。

 また、AS/400が最終的なテスト段階に入った1988年初めには、計4755台のAS
/400を全世界のユーザーとビジネス・パートナーに配布し、試用評価を募って開
発・製造部門、および販売/サービス部門へフィードバックする一方、ISVに対し
てAS/400用のアプリケーション・パッケージの開発を促すというアプローチを推
進しました。この結果、1988年6月の発表時には、2500種類のアプリケーション・
ソフトウェアを揃えています。「アプリケーション・ソフトウェアの開発は外部ISV
の勝手に任せる」としてきた従来のアプローチとは180度異なる、方針の大転換
でした。そして、ユーザーやビジネス・パートナーの意向や考えを取り込むという
取り組みを通じて、「AS/400は中堅・中小ユーザーのニーズに合致している」と
いう「ブランド」を確立していったのでした。[以下、次号]

◇過去のコラム
・AS/400 20年史ノート (1) 1988年6月20日。異例づくしの製品発表(3月3日号)
・AS/400 20年史ノート (2) AS/400発表前後の汎用機と小型機の事情(3月10日号)
・AS/400 20年史ノート (3) IBM PowerVM Editionの意味(3月17日号)
・AS/400 20年史ノート (4) POWERベースの仮想化の取り組み(3月24日号)
・AS/400 20年史ノート (5) OS/400 V3R1:1994年5月(4月1日号)
・AS/400 20年史ノート (6) Power Systemsへの名称変更:2008年4月(4月7日号)
・AS/400 20年史ノート (7) 日米の発表の違い(4月14日号)
・AS/400 20年史ノート (8) 1985年の苦境と「シルバーレイク・プロジェクト」(4月22日号)
・AS/400 20年史ノート (9) 「シルバーレイク・プロジェクト」の内容(1)(5月13日号)
・AS/400 20年史ノート (10) 「シルバーレイク・プロジェクト」の内容(2)(5月19日号)

[一歩先行く iメールマガジン No.44 2008.5.26]

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┏ 今週の事例 >>> カルフール(Carrefour)

 HiT OLEDB Server/400でデータ・ウェアハウス業務のパフォーマンスを向上
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◎バックグラウンド:

 カルフールはヨーロッパで最大手の小売業者で、9000以上のスーパーマッケッ
トと34万人の従業員を有します。

◎プロジェクト:

 カルフールは、チェコの事務所でデータ・ウェアハウスを構築する必要がありま
した。

◎問題とソリューション:

 カルフールは、自社のAS/400とWindowsサーバー上でのSQL Server間のパ
フォーマンス向上に迫られていました。SQL Serverはその地域でのデータウェア
ハウスとして活用されていました。そして、毎日のアップデートはリモートのAS/40
0から行われていました。

 カルフールは、IBMのClient Access ODBC ドライバとClient Access Expressを
使用していました。彼らはSQL Serverテーブル上にAS/400上のデータをアップ
デートと、SQL Serverからのストアード・プロシージャをAS/400上で実行する必
要がありました。この2つのクリティカルなタスクを実行した時に、IBMのミドルウェ
アでは限界がありました。カルフールはHiT OLEDB Server/400の活用すること
を社外からアドバイスを受けました。

 HiT OLEDB Server/400は、自動でのストアード・プロシージャの実行とAS/400
への定期的なアップデートが可能です。今日、カルフールは非常に高いパフォー
マンスでHiT OLEDBを使用しています。

◎使用プラットフォーム:

 AS/400 × 8台、Windowsサーバー、 PC×約200台

◎製品概要:

 HiT OLEDB Server/400 は、IBM DB2アクセス用の標準基準のSQLミドルウェ
アです。確立されたコンピュータ標準を使用して、DB2データをクライアントとサー
バ・アプリケーション間で交換可能とします。HiT OLEDB Server/400は業界標準
ANSI 92 SQLファンクション・コールを取り扱うADOツールを持っています。それ
はファンクション・コールをネイティブなDB2 SQLへの変換し、アクセスのためにD
B2サーバと通信し、DB2データを抽出、アップデートします。

◎選択基準:

・パフォーマンス
・Microsoftの ADO v2.5 開発ツールとの整合性
・信頼性、拡張性、強固性
・AS/400でのストアード・プロシージャの実行
・AS/400 での定期的なアップデートの実行
・管理のしやすさ

◎担当者のコメント:

 「HiT OLEDB Server/400には大変助かっています。我々は自動でストアード・
プロシージャを実行ができ、パフォーマンスを向上することができました」(IT Man
agerのJan Cejka氏)

◇クライム
  http://www.climb.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.44 2008.5.26]

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┏ 今週の注目-> System i PDF化の定番ツール「UT/400-iPDC」

            連携製品とアウトプット・オプションのご紹介
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 UT/400-iPDCで作成されたオーバーレイ付きの美しいPDFのアウトプット方法
に選択肢が増えました!

 別途専用PCサーバや有償ライセンスの追加・購入を必要とすることなくSyste
m i の帳票を簡単に美しいPDFにできる「UT/400-iPDC」のアウトプット利用のご
紹介。

UT/400-iPDC連携製品
 
● コクヨ

 コクヨが提供するASPインターネット FAX送信&ファイル送信サービス「@Tova
s(あっととばす)」と「UT/400-iPDC」の連携によって、外部FAXサーバーや追加
機器を一切導入することなくIBM System i (i5、iSeries、AS/400)の帳票を直接
FAX送信&ファイル送信することが可能になりました。「SSL128bit」の暗号化に
よるセキュア通信や送信履歴・ログ管理による情報トレーサビリティを実現! J
-SOX法 IT内部統制の対策にも可能な高信頼性なFAX配信&ファイル送信が可
能です。

■ @Tovas(あっととばす)連携でこのような問題解決に最適
 
- 安全・確実にFAX送信やファイル送信がしたい。
- ファイル送信時のセキュリティーがない。
- FAX回線が常に待ち状態になっていて業務に支障が出ている。
- FAX送信するためにFAX専用PCサーバーや周辺機器を導入・運用・管理した
くない
- 外部FAXサーバーを2重化している。
- 帳票出力の日本版SOX法 内部統制による対策が必要  など

 @Tovas(あっととばす)製品情報
  http://www.attovas.com/scene/ibm_system_i_fax_1.html

● JFEシステムズ (KITシステムズ)

 JFEシステムズ(KITシステムズ)が提供する電子帳票システム「FileVolante
(ファイルボランチ)」と「UT/400-iPDC」の連携がサポートされました。大規模電
子帳票システム「FiBridgeII (ファイブリッジ2)」のノウハウを集結した機能をSy
stem i 環境で利用できます。UT/400-iPDCで作成されたPDFデータの閲覧・検
索・保管・管理をセキュアな環境で行えます。厳密な電子帳票管理によりJ-SOX
法 IT内部統制の対策も可能です。

■ FileVolante(ファイルボランチ)連携でこのような問題解決に最適
 
- IBM System i(iSeries i5、AS/400)からの出力帳票を電子帳票化して簡単に
参照・検索したい
- 個人情報保護法や機密保護・情報漏洩の対策として帳票のセキュリティを検
討している
- 紙帳票を電子帳票として保管したい
- 帳票管理の日本版SOX法 内部統制による対策が必要 など

 FileVolante(ファイルボランチ)製品情報
 http://www.jfe-systems.com/products/filevolante/filevolante.html

● インフォプリント・ソリューションズ(RICOHとIBMの合弁会社)

 インフォプリント・ソリューションズ(RICOHとIBMの合弁会社)のプリンター
「InfoPrint」に「UT/400-iPDC」で作成されたオーバーレイ付きのPDFをプリント
サーバー・PCやエミュレーターを介さずダイレクト印刷することが可能です。
 通常のWindowsの共有プリンターとしても使用できるのはもちろん、InfoPrintの
両面印刷やマルチ・アップ印刷機能などをPDFダイレクト印刷時に利用すること
もできます。

■ InfoPrint連携でこのような問題解決に最適
 
- 印刷用紙の削減
- 高価なドットプリンタを廃止してカラーレーザープリンタに切り替えたい
- 既存プリンターのリプレイスを検討している
- 専用用紙や専用プリンタを廃止したい
- プリントサーバーを経由せずにPDFをダイレクト印刷したい
- プリンターセッションを廃止したい  など

 InfoPrint製品情報
 http://www-06.ibm.com/jp/printer/keyword/pdfdirectprint/

● UT/400アウトプット(オプション)

 ・UT/400-Web: オーバーレイ付きのPDFをWebブラウザから表示・配信が可能
・自動印刷: プリントPC経由でWindows系ネットワークプリンタに自動印刷が可能
 ・サーバー転送: 外部サーバーや他システムにPDFを自動転送が可能
 ・メール送信: PDFの自動添付送信が可能

 また、UT/400-iPDCの自動変換機能とUT/400ファミリーを組み合わせることに
よりスプール保管・帳票仕分け・帳票データ変換、サーバ転送、自動印刷、Web
配信など一連の処理を全て自動で行うことができます。帳票に関わる業務の自
動化を可能にします。

◇ UT/400ファミリーの関連ページ
http://www.istechnoport.co.jp/ssl_package.html

[一歩先行く iメールマガジン No.44 2008.5.26]

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┃イ┃ン┃タ┃ビ┃ュ┃ー┃>>>
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川上 真 株式会社クライム ソフトウェア営業部長 [前編]
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System iユーザーの間で、SQL Middleware for DB2 Accessが好評
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 昨年、一歩会メンバーに加わったクライムは、海外のAS/400用ツールを輸入・
販売・サポートする事業を展開しています。同社ソフトウェア営業部長の川上 真
氏に、同社の扱い製品と事業展開をうかがいました。

―― クライムは、Webコンテンツの企画・制作事業を展開する一方、海外のソ
フトウェアを国内販売し、サポートを行っています。海外のソフトウェアでは、米
ヒット・ソフトウェア社(HiT Software)の4製品、米クオッドベース・システムズ
社(Quadbase Systems)の「Espress Chart」「EspressReport」、英国マーシャル
社(Marshal)の「WebMarshal」「MailMarshal」という、とてもユニークな面白い製
品を扱っていますが、このうち、System iユーザー向けはヒット・ソフトウェアの製
品になりますか?

川上 DB2のユーザー向け製品としては、そうですね。「SQL Middleware for DB2
Access」「DBMoto」「Allora」などの製品になります。

―― ヒット・ソフトウェアは、どのような会社ですか?

川上 1994年に設立された若い会社ですが、現在、データ・アクセスとレプリケー
ションにフォーカスした製品を世界40カ国以上で提供しています。顧客は、グ
ローバルに事業を展開する大企業からSMBに属する企業まで、幅広い業種をカ
バーしています。

―― 米国のサイト(http://www.hitsw.com/)を見ると、日本企業では、トヨタ、
ホンダ、ソニーといった名前が挙げられていますね。

川上 シティバンクやデュポン、アメリカン航空など世界的に名前の通った企業
がたくさんリストされています。もちろん、データ・アクセスやレプリケーションで
すから企業の規模は問いません。

―― 日本のSystem iユーザーの間で好調なのは、どの製品ですか?

川上 今一番動きのあるのが「SQL Middleware for DB2 Access」です。ゲート
ウェイを経由せずに直接DB2にアクセスしデータを抽出できるので、パフォーマン
スに影響を与えないのと、現行アプリケーションの変更が不要という点が大きな
特徴です。

―― System i上のDB2のデータを自由に取り出して利用したいというニーズに
対応する製品ですね。高速処理が可能という点も、ユーザーのニーズに合致し
ていると思います。ドライバによって4タイプの製品があるのですね。

川上 ええ。「Ritmo-100% .NETマネージド・プロバイダ」「HiT OLEDB」「HiT O
DBC」「HiT JDBC」の4製品があります。

―― 「Ritmo-100% .NETマネージド・プロバイダ」の「Ritmo」とは、どういう意
味ですか?

川上 イタリア語で「リズム」の意味だそうです。ヒット・ソフトウェアの社長がイ
タリア系アメリカ人なので、そんな名前が付いているのだろうと思います。

―― 「DBMoto」はデータベース間のレプリケーション・ツールで、これもユニー
クな製品ですね。

川上 はい。ソースとなるデータベースも、複製先となるデータベースもDB2をは
じめとして、ほぼすべてのRDB製品に対応しています。レプリケーションのモード
は、大容量データに対応する「リフレッシュモード」、リアルタイム対応の「ミラー
リングモード」、リアルタイム・双方向の「シンクロナイゼイションモード」の3タ
イプがあります。

―― System iの利用環境では、異なるサーバー上でOracleやSQL Server、My
SQL、メインフレームのDB2等が稼働していることが少なくないですから、データ
連携という点で有用性の高い製品のようですね。

川上 System iユーザーからのお問い合わせが徐々に増えてきて、手応えを感
じています。

―― そして「Allora」ですが、これはどういう製品ですか?

川上 リレーショナル・データに対する一貫したXMLインターフェイスを提供する
製品で、XMLのマッピング機能を利用して、RDB、データ、アプリケーション間の
連携を実現します。開発者にとっては、複雑なSQLやXSLTのプログラミングが
不要なので、スピーディな連携システムの構築が可能です。

―― WebサービスやSOAへの適用も可能になりますね。

川上 SOAPインターフェイス・セットを備えているので、分散アプリケーションの
構築が非常に容易ですね。[以下、次号]

>>> クライム
 http://www.climb.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.44 2008.5.26]

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 数字のコラム >>>>>> 2007  <<<<<< Delphi/400の最新バージョン名
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 2008年5月12日、System iに対応するGUI/Webアプリケーション開発ツールで
あるDelphi/400の最新バージョン「Delphi/400 Version2007」がリリースされました。
 Delphi/400は、既存の資産であるデータベースやRPG(COBOL)等プログラム
を活用しながら、使いやすいGUI、Webアプリケーションをビジュアル開発環境で
視覚的に開発できるツールです。

 今回リリースの新バージョン「2007」から、次が可能となっています。

・Windows Vistaへの正式対応
・AJAX対応のWebアプリケーション開発

>>>Delphi/400 V2007 製品紹介ページ
http://www.migaro.co.jp/contents/products/delphi400/point/index.html

[一歩先行く iメールマガジン No.44 2008.5.26]

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◎企画/発行:一歩先行くi5活用協議会

「一歩先行くi5活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、i5、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。

「一歩先行くi5活用協議会」メンバー(2008年3月現在)

 ・株式会社アイエステクノポート
 ・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
 ・株式会社ウェルキャット
 ・兼松エレクトロニクス株式会社
 ・株式会社クライム
 ・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
 ・株式会社ミガロ

◎編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部 
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◎「一歩先行く iメールマガジン」に掲載された記事は、
いかなる形式であれ許可なく転載することは禁じられています。
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