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2008年10月6日 No.61


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    一歩先行く  i メールマガジン    >>>   2008年10月6日 No.61

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┏ 今週の事例 >>>  米国Cenveo社
              Alloraを活用し、XMLとSystem i間をデータ変換

┏ インタビュー >>>  金澤廣志 株式会社アイエステクノポート 代表取締役
              石渡晶子 株式会社アイエステクノポート 
                 ソリューション営業部シニアマネージャー [後編]
  いよいよ登場! UT/400-iPDC Version6.0の新機能−その2

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┏ 今週の事例 >>>  米国Cenveo社

  Alloraを活用し、XMLとSystem i間をデータ変換
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◇バックグラウンド:
 Cenveo社は、商品の受注から入金管理業務をデザインからのワンストップ・
サービスを提供する北米で有数の企業です。提供するサービスは、封筒、オフ
セットとデジタル印刷、ラベルとビジネス・ドキュメントなど多様な製品です。従業
員は約1万人、製造拠点は80カ所で、データセンターはシカゴにあります。

◇プラットフォーム:
 AS/400、iSeries、Windows 2000サーバーなどが80カ所にあります。

◇問題解決:
 Cenveoは北米最大手のヘルスケアー・サービス会社から3200万ドル(約32億
円)の契約を受注しました。この契約では、xCBL (Common Business Language)
XML スタンダードを使用して、受発注処理をWebカタログにインターフェイスする
必要が出てきました。このWebカタログは、SAPベースの購入システムです。

 しかしながら社内にはJavaベースのプログラマーが不足していました。外部コ
ンサルタントの利用も検討し、System iでWebSphereを稼働させ、実験的な作業
も行ってみました。しかし、どれも結果はうまく行きませんでした。

 そこで、簡単で柔軟性のあるソリューションを探しました。一番の問題点はXML
とSystem i間のデータ変換でした。それで、HiT Softwareの「Allora」を評価してみ
ました。結果は非常によく、外部のサポートや無駄な出費が必要なく、インター
フェイスできることを確信しました。Alloraのウィザードは社内で使用していたBorl
andのJBuilderと利用できました。

◇Alloraの活用概要:
 Alloraを使用して構築したアプリケーションはシンプルで、強力なものになりまし
た。まず。最初のプロセスで顧客からのXMLトランザクションを暗号解読し、リネ
イムし、ネットワーク・フォルダに蓄積します。それから作成したJavaプログラム
が定期的にトランザクションをチェックし、Alloraが自動的に顧客の注文書をSyst
em iのデータベースにインポートするようにトリガーします。一日に一度、Alloraの
エクスポート機能を使用して、XML 請求書を顧客にFTPします。SAP xCBL スタ
ンダードやARIBA cXMLをサポートしても、インターフェイスの構築にはほとんど
時間がかかりません。今後はAlloraを使用して、JMSやWebサービスを活用する
予定です。

◇総合評価:
・Java未経験者にとってもAlloraは容易なものでした。Alloraウィザードを利用して
ビジュアルにマッピングファイルとJavaクラスを作成できました。初歩のプログラ
ミングのみ必要でした。
・小さなITグループが、外部の力を借りずにこのプロジェクトを成功させたことは
大きな自信になりました。

◇Alloraの詳細
http://www.climb.co.jp/soft/allora/index.html

◇クライム
http://www.climb.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.61 2008.10.6]

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金澤廣志 株式会社アイエステクノポート 代表取締役
石渡晶子 株式会社アイエステクノポート 
            ソリューション営業部シニアマネージャー [後編]
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いよいよ登場! UT/400-iPDC Version6.0の新機能−その2
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――  「複数処理機能」とはどのようなものですか?

金澤 従来のUT/400-iPDCでは、1つのスプールファイルを作って「自動印刷」と
すると、自動印刷して完了、「サーバーへ転送」と指定するとサーバーへ転送して
完了でした。つまり、1つのスプールファイルに対して1つの処理しか指定できな
かったのですが、V6では1つのスプールファイルに対して複数の条件を設定して
複数のPDFを作成できるようにしました。

石渡 例えば、先ほどの複写伝票の例では、納品書と受領書は取引先に渡す
ので印刷したいけれども、控えは保管用なのでデータとして取っておけばよい、と
いうような処理ができるようになりました。

―― 最大いくつまで処理を指定できるのですか?

石渡 最大10処理です。印刷処理したデータを、データとして保管しておくとか、
メール送信したデータを印刷するなど、さまざまな処理を同時に設定することが
できます。使い勝手のよい機能だと思いますね。

―― 設定はどうやるのですか?

石渡 自動処理するための登録画面があり、そこで最大10まで処理を設定でき
ます。

金澤 次の「PDFファイル名への印字データのセット機能」ですが、これは従来、
スプール名や作成日、ユーザー名といったスプールの属性に依存していたPDF
のファイル名を、実際の印字されているデータから取得することを可能にしたも
のです。例えば、請求書の場合、請求書番号や顧客番号をファイル名にすると
管理が非常に楽になりますが、従来これを実現するにはアプリケーションに手を
入れる必要がありました。今回のV6では、こうしたファイル名の指定を柔軟に行
えるようにしたわけです。

―― 次の「出力フォルダ自動振り分け&自動作成機能」はどういうものです
か?

金澤 これは、「PDFファイル名への印字データのセット機能」とも関係していて、
従来は出力先のフォルダは固定となってましたが、V6では印字データから取得
して自動的にフォルダを作成する機能を追加しました。例えば、請求書フォルダ
の下に日付(月日)ごとのフォルダを作成する指定をしておくと、請求書の発行日
に「08/01/02」という年月日が記入されていれば自動的に「080102」というフォル
ダを作成します。それ以外にも、スプール作成日や処理日の内、年のみ、年月
のみなど柔軟な設定が可能となります。

―― そのほかには、どのような新機能がありますか?

金澤 PDFの作成後に自動印刷やサーバー転送を利用し、処理が終了した時
点で、IFS内のPDFファイルをどう処理するかと指定できる「PDFの後処理機能」
が追加されました。PDFファイルの削除、別フォルダへの移動などを指定できま
す。

―― V6の価格はどうなっていますか?

金澤 従来通り、System iの機械グループ別料金体系ですが、V6のリリースに
合わせて「Light版」も作りました。Light版はV6の新機能では、「PDFファイル名へ
の印字データのセット機能」と「文字の非表示属性」にのみ対応し、そのほかの
機能は搭載していません。

―― 例えば、P10ではどのような価格ですか?

金澤 通常版が135万円で、Light版が85万円です。現行のV5は105万円でした
ので、Light版は機能を限定した代わりに価格を下げました。また、保守契約を
結んでいる現行のユーザーには無償でV6が提供されます。Light版のユーザー
が通常版へ切り替える際は、差額のみで可能です。UT/400-iPDCが非常に身
近にご利用いただけるようになったと思います。

アイエステクノポート
http://www.istechnoport.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.61 2008.10.6]

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