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一歩先行く i メールマガジン >>> 2008年11月4日 No.65
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┏ 今週の事例 >>> 日信電子サービス株式会社
開発ツールのオブジェクト変更管理を重点に
Hybrid SECURITYを選定・導入
┏ インタビュー >>> 桑川 正志 株式会社ウェルキャット 特販担当 部長 [前編]
携帯電話経由でSystem iに接続。無線ハンディ「XITシリーズ」に新機能
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┏ 今週の事例 >>> 日信電子サービス株式会社
開発ツールのオブジェクト変更管理にHybrid SECURITYを選定・導入
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日信電子サービスが展開する事業の柱は2つあります。
1つは親会社である日本信号が製造・販売する各種製品の保守サービス。即
ち、ATCなど鉄道信号や交通情報システム、自動改札機や自動券売機といった
各種の駅務自動化システムです。そしてもう1つは、クライアントPCからサーバー、
ネットワークおよびセキュリティ製品など広範なOA機器を対象にした保守サービ
ス、いわゆる「独立系サードパーティ・メンテナンス」となります。
今春、このOA機器に関する保守サービスを支援する新システム「SAFE(Servi
ce Assist system for Field Engineer)」が本稼働を迎えました。
これは全国のサービス拠点を対象に、保守業務の受付から見積もりの作成、
保守契約の締結、受注処理、作業計画の策定、現場でのサービス情報の入手
や報告書の作成、そして売上・原価の確定など、保守の現場で発生するさまざま
な業務を支援するためのシステムです。
このシステムの開発に対し、Javaフレームワークである「intra-mart」(NTTデー
タイントラマート)を採用し、同社初のJavaアプリケーションとして完成させていま
した。順調に稼働しており、現在は取引先への作業依頼データをインターネット
経由でやり取りするための機能追加が進められています。
2年かがりの大規模プロジェクトを完了した経営情報システム部が現在取り組
んでいるのは、J-SOX法への対応作業です。同社では2007年3月に経理部主導
でJ-SOX法プロジェクトが発足しており、経営情報システム部では、整備状況の
評価方法の1つであり、内部統制プロセスの最初から最後までを通して評価する
ウォークスルーテストを実施するなど、2009年3月期決算に向けて山場を迎えて
います。
また今年7月には、アクセスログ管理やオブジェクトの変更管理を目的に、セ
キュリティ管理ツール「Hybrid SECURITY」(ヴィンキュラムジャパン)を導入し、
セキュリティ体制を整備しました。経営情報システム部では2007年末からセキュ
リティ製品の導入検討を開始したといいます。
J-SOX法では財務諸表の適正性を確保するのに必要な監査証跡、つまりデー
タベースの更新トランザクションといった操作ログの一元管理・分析が求められ
ますが、同社ではこの監査証跡に必要なデータとして、売上・売掛金・棚卸資産
の3種類のデータを定義しました。
そしてこれらのデータを処理するシステムとして、財務会計システム、販売管理
システム、在庫管理システム、サービス支援システムの4つをログ管理の対象シ
ステムとしました。
このうち財務会計システムについては、Windowsサーバー上で財務会計パッ
ケージ「SuperStream」を利用。販売管理および在庫管理システムは5年ほど前
に、開発ツールとして「LANSA」(ランサジャパン)を使って開発しました。現在は
System i(9406-520)上で運用しています。そして前述したように、サービス支援
システムはintra-martを使いJavaアプリケーションとして構築し、別のSystem i(9
406-550)上で稼働しています。
ちなみに同社にはこれら2台に加え、開発用マシンとして、System i(9406-51
5)を導入しており、合計3台のSystem iが稼働中です。
セキュリティ製品の要件としては、以下の点が検討されました。
財務会計システムについてはSuperStreamというパッケージ製品自体がログ
管理機能を備えているので、導入予定のセキュリティ製品の対象から外す、
サービス支援システムはintra-martが基本的なログ管理機能を備えるのに加え、
開発要件としても独自にセキュリティ機能を盛り込んでいたのでアクセス管理に
ついては問題ない、しかしオブジェクトの変更管理には対応できないので、導入
予定のセキュリティ製品でサポートすることとする、というものです。
そして最も重視されたのが、LANSAで開発された販売・在庫管理システムに関
するデータベースの操作ログおよびオブジェクトの変更管理でした。
「当初、どのセキュリティ製品を導入しても、LANSAのオブジェクト変更に関す
る部分については何らかのカスタマイズが避けられないと判断していました。そ
こでこのシステムの開発を支援したエス・イー・ラボに相談したところ、Hybrid SE
CURITYの導入を提案されました」と語るのは、経営情報システム部の皆上秀樹
部長です。
LANSAおよび販売・在庫管理システムの内容を熟知するエス・イー・ラボとヴィ
ンキュラムジャパンが協力して、対応を進めることで、同社はHybrid SECURITY
の導入を決断したといいます。
「LANSAオブジェクトへの対応に加え、実際のところHybrid SECURITYの導入価
格が他製品に比べて半分以下であったことも採用理由になりました」(経営情報
システム部 市川善康課長)
導入決定は2008年4月です。 「ログを取得するタイミングを決定するため、必
要とするイベントを定義する導入準備を2〜3カ月で終え、7月にはログ取得を開
始しました」(経営情報システム部 番場修治氏)
現在は1カ月に1回、ログ分析の帳票を出力していますが、運用ルールや規定
の詳細については今後決定していく方針です。J-SOX法の事実上の本番となる
2009年3月期末に向けて、同社も最終離陸体制に入っているようです。
■COMPANYPROFILE >>> 株式会社CFSコーポレーション
・設立:1967年
・本社:東京都台東区
・資本金:8億3320万円
・売上高:151億5964万円(2008年3月)
・従業員数:952名(2008年3月)
http://www.open-nes.co.jp/
◇ヴィンキュラムジャパン
http://www.vinculum-japan.co.jp/unity_solution/index.html
[一歩先行く iメールマガジン No.65 2008.11.4]
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桑川 正志 株式会社ウェルキャット 特販担当 部長 [前編]
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携帯電話経由でSystem iに接続。無線ハンディ「XITシリーズ」に新機能
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今週と次週は、ウェルキャットの桑川正志氏に、同社の無線ハンディターミナル
「XITシリーズ」の新機能と、最近の市場動向についてうかがいます。
── 最初に、5250エミュレータを搭載できる無線ハンディターミナル「XITシリー
ズ」の新機能についてご紹介ください。
桑川 無線ハンディターミナルは従来、構内作業で利用されてきました。つまり、
ハンディターミナルからの電波をアクセスポイントで受けて、それをLAN経由でSy
stem iへ受け渡すという仕組みです。XITシリーズの新機能では、無線ハンディ
ターミナルからの電波を携帯電話で受けて、それを携帯電話網を経由してSyste
m iへ伝送することができるようにしました。
── つまり、屋外でも利用できるということですか?
桑川 そうです。構内作業と屋外作業を1台のハンディターミナルで実現しました。
── 無線ハンディターミナルと携帯電話の間の伝送方式は何ですか?
桑川 Bluetoothです。正確に言えば、携帯電話やPHSを介してダイヤルアップ
接続するためのプロファイルであるBluetooth DUN(Dial-up Networking Profile)
を使って接続します。これによって、Bluetooth対応の携帯電話であればメーカー
や機種を問わず利用できます。
── 対応する機種は?
桑川 XIT-100-BRとXIT-120-BRです。
── どのような用途を想定していますか?
桑川 構内や屋外での入出荷検品作業や、ドライバーによる貨物の集荷・配達
業務に向くのはもちろんですが、移動が伴う店舗販売や催事などの臨時店舗に
おける端末としても威力を発揮すると思います。
── 携帯電話経由であれば、導入・運用コストもほとんどかかりませんね。
桑川 ええ。構内通信は無線LAN、モバイル通信は携帯電話経由ですから、コ
ストを抑えたシステム導入が可能です。また、システムの開発はSystem i側で行
えますから、モバイルアプリケーションも簡単に導入ができます。
── 携帯電話の変更や新たな通信サービスの登場にも柔軟に対応できるとい
うわけですね。
桑川 はい。業務プログラムと通信回線とハンディターミナルが分かれています
から、新機種や新サービスにも柔軟に対応していけます。
── ホスト側で対応するのはSystem iだけですか?
桑川 Windowsベースで稼働するWeb対応統合ミドルウェア「WebGlider-X」にも
対応します。
◇ウェルキャット
http://www.welcat.co.jp/
[一歩先行く iメールマガジン No.65 2008.11.4]
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