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2008年9月16日 No.58

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    一歩先行く  i メールマガジン    >>>   2008年9月16日 No.58

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◎今週号と来週号は、特別号として、9月9日に開催された「一歩先行く IBM i活
用セミナー」のセミナーレポートをお届けします。通常号の企画は休載します。

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┏ Seminar-1 >>> アイエステクノポート
 UT/400-iPDC新バージョンも紹介。複写伝票、ラベル印刷などに対応

┏ Seminar-2 >>> ヴィンキュラムジャパン
  内部統制時代のセキュリティ管理ツール「Hybrid SECURITY」

┏ Seminar-3 >>> ミガロ
  RPGだけでWebアプリケーションを新規開発する「JACi400」

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┏ Seminar-1 >>> アイエステクノポート

 UT/400-iPDC新バージョンも紹介。複写伝票、ラベル印刷などに対応
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 アイエステクノポートは、スプールデータ活用ツール「UT/400ファミリー」の紹介
を行いました。その中で、11月に出荷予定の「UT/400-iPDC」の新バージョン、
「V6」について解説がありました。UT/400ファミリーは初出荷から8年以上が経過
しますが、依然として継続的な拡張が続けられています。講演は、同社ソリュー
ション営業部の岩野秀幸 マネージャー。

 岩野氏は最初に、アプトプット要件の移り変わりを指摘しました。まず、従来か
ら現在まで20年来続く帳票アウトプットの形態を、次のように整理します。

・モノクロ、連続汎用用紙への印刷
・ドットインパクト・プリンタでの印刷
・複写伝票の四用
・印刷物での配布
・紙の保管

 そして、これに対する最近の要件は、以下になると言います。

・PCOMMのプリンタセッションや、5577エミュレーションROMが必要となる印刷を廃止したい
・用紙、プリンタ、複合機などの多様化への対応
・Web、メールによる配信
・バーコードやロゴなどのコンテンツの利用
・ペーパーレス化や電子文書
・セキュリティ対応
・データの再利用

 岩野氏は、「UT/400ファミリーはこれらの要件をすべて解決します」と強調しまし
た。UT/400ファミリーは次の機能を備えているからです。

・多彩なスプール変換機能(PDF、CSV、テキスト、HTML)
・配布形態を選択可能(サーバー転送、自動印刷、Web配信、メール配信)
・既存アプリケーションの修正が不要
・専用サーバーが不要(System i上で稼働)
・変換前に自動仕分などの処理が可能

 次に、岩野氏は、UT/400ファミリーのうち、System iのスプールデータを利用し
て、専用オーバーレイを用いて美しいPDFを生成する「UT/400-iPDC」について話を
進めました。

 UT/400-iPDCの特徴は、すべての処理がSystem i内部で実行されるため、外
部に専用サーバーが不要です。また、既存アプリケーションの修正が不要である
ため、導入や利用が非常に簡単という点にあります。

 岩野氏は、UT/400-iPDCの次のような特徴を紹介しました。

◎自動レイアウト調整機能
 用紙の指定サイズに合わせて、レイアウトが自動調整されます。すなわち、
「縦・横自由自在」という特徴があります。

◎帳票デザインを簡単に変更可能
 元のスプールデータはそのままで、オーバーレイ側で帳票デザインや印字位置
を自由に変更できます。

◎マルチ・オーバーレイ
 ページごとに異なるオーバーレイの設定が可能です。「UT/400-SPL」の「仕分
け・結合処理」を利用すると、ヘッダスプールと明細スプールを顧客別のスプー
ルにできます。

◎動的画像のチェンジ/しおり機能
 任意の文字列に連像して画像をチェンジできます。また、しおりを付けることも
可能です。

 次に、11月に出荷される新バージョン(V6)で実現された新機能について解説
がありました。新機能は、スプールデータは元のままで、さまざまなレイアウトが
可能になります。

 その1つが「複写伝票」で、1枚目を「控え」、2枚目を「取引先用」、3枚目を「経
理部用」といった展開が可能になります。また、「ラベル印刷」「マルチアップ」な
どの新機能が追加になりました。

 さらに岩野氏は、UT/400-iPDCがセキュリティ対策が万全であること、FAXおよ
びファイル送信(コクヨS&Tの@Tovasを利用)や、電子帳票(JFEシステムズのFil
eVolanteを利用)などへの展開が可能であることも紹介しました。

>>> アイエステクノポート
 http://www.istechnoport.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.58 2008.9.16]

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┏ Seminar-2 >>> ヴィンキュラムジャパン

  内部統制時代のセキュリティ管理ツール「Hybrid SECURITY」
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 ヴィンキュラムジャパンの冨田育弘氏(運用プロダクト部、グループリーダー)
は、内部統制時代のセキュリティ管理ツールである「Hybrid SECURITY」の概要
を詳細に語りました。

 冨田氏によれば、内部統制で求められるセキュリティ機能として、「アクセスロ
グの保管」「重要なdbの監視」「問題発生を未然に防止する機能」「外部からのア
クセス制限」を挙げ、可能なかぎりの自動化や省力化を実現しながら、日々の運
用業務の中でこれらの要件に対応する必要があると強調します。

 そうしたセキュリティ要件に対応するHybrid SECURITYの機能には、以下が挙
げられます。
 
(1)外部アクセスからの最適な管理と監視
・USRPRF作成、FTP全般、リモートコマンド、ODBC経由のアクセス、IFS経由の
制限など外部からのアクセス制限を設定
・IPアドレスによる制限や実行許可時間、利用可能なユーザープロフィールの指

(2)重要なDBの監視機能
・READやUPREAD、INSERT/DELETEなどアクセス方法ごとにユーザーグループ
を指定
・アクセス可能な時間帯の指定およびアクセス件数の上限チェックの指定

(3)問題発生時の未然防止とリアルタイム通知
・データ更新前にチェック通知し、改善を防止
・アクセス許可のないユーザーを拒否し、通知
・アクセス中の読み込み件数をリアルタイムに通知
・現在の利用状況をリアルタイムに把握

(4)現実に即したアクション機能
・範囲外の操作に対し強制的な保留・異常終了
・正常稼働のまま、責任者へ異常を通知

(5)アクセス履歴の管理
・「外部アクセス」「監査ジャーナル」「データベースアクセス」「操作履歴管理」
など4種のログ管理を実行

 またこのほかにも、同社のパッケージ製品を連携させる例として、「MESSAGE/
400」によるPCや携帯電話へのリアルタイムな外部異常通知。「JOURNAL/400」
を使って、発生したジャーナルをSystem iからPCへ転送・蓄積・分析することで
実現されるHAの構築例などがあります。

 さらに同社は、ログデータをSystem iからPCへ転送し、オブジェクトの作成・削
除などのタイプ別、日別、行動別など多様な分析を、グラフなどを使用して視覚
的に実行する新製品、「Hybrid ANALIZER」(今年10月リリース予定)の概要が、
デモを交えながら明らかにされました。

>>> ヴィンキュラム ジャパン
 http://www.vinculum-japan.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.58 2008.9.16]

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┏ Seminar-3 >>> ミガロ

  RPGだけでWebアプリケーションを新規開発する「JACi400」
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 クライアント/サーバーおよびWebの開発ツールとして著名な「Delphi/400」を
提供するミガロは、鶴巣博行氏(RAD事業部営業推進課長)が、RPGを使ってW
ebアプリケーションを新規に開発するツール「JACi(ジェシー)400」の概要を解説
しました。

 JACi400は、System i上で稼働する新規のWebアプリケーションをRPG(および
COBOL)だけで開発するツールです。開発ステップはシンプルで、「画面の作成」
「通信部分の設定」「プログラムの作成」「コンパイルと実行」の4つに分かれてい
ます。Javaなどの知識を得ることなく、RPGの既存スキルで短期間にWebアプリ
ケーションを開発できるのが特徴です。

 鶴巣氏は、JACiによるWeb開発プロセスをデモを交えながら、次のように説明
します。まず画面の作成については、DSPFの代わりに、市販のHTML作成ツー
ルを使って画面を作成します。画面が完成したら、次にSystem iとの通信情報を
設定します。「JACi400 Designer」と呼ばれる画面上で、画面とプログラム間で通
信を実行する項目や名前、データ型、フィールド長、小数点の桁数、EditCodeな
どを設定します。このあたりの操作は、DSPFの設定に似ており、あまり違和感
はありません。
 
 System iとの通信設定が完了したら、いよいよプログラムの生成です。JACi40
0では、通信設定の内容をSystem iにアップロードするだけで、Web画面とプログ
ラムがデータ通信を事項する項目に関する上記の情報に基づいて、Web画面(H
TML)とのデータ連携処理などを含んだほとんどのプログラムロジック、すなわち
データ構造体の定義をスケルトン(骨組み)として自動生成します。
 
 具体的には、JACi400の初期処理、JACi400画面送信処理および画面受信処
理の各サブルーチンが自動生成されるわけです。これが、JACi400の最大の特
徴です。自動生成の対象となるプログラムはRPG、 ILE RPG、COBOLから選択
可能です。
 
 自動生成されたプログラムに対し、後は必要なロジックを埋め込むだけです。
例えばファイルのデータを画面に表示するための転送処理などのプログラムを
記述します。そして作成したプログラムを5250画面からコンパイルすれば、ブラ
ウザからの実行が可能なWebアプリケーションが完成します。
 
 JACi400は、上記の機能をサポートする「JACi400 Development」に加え、プロ
グラミング不要で新規アプリケーションを作成する「JACi400 Generator」、ユー
ザー数に関係なく無料で提供される実行環境(ランタイム)である「JACi400 Depl
oyment」などで構成されます(いずれの製品もWebSphere Application Serverが
必要)。
 
 「JACi400 Generator」は、正確には「JACi400 Development」の機能の1つです
が、使用ファイルやフィールドを選択し、それらを関連付けする設定を行い、必
要なアクションを定義するだけでプログラムを作成できるユニークなツールです。
マスターメンテナンスや一覧画面などのプログラム作成に適しています。
 
>>> ミガロ
 http://www.migaro.co.jp/
 
[一歩先行く iメールマガジン No.58 2008.9.16]

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「一歩先行くIBM i活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、System iユー
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「一歩先行くIBM i活用協議会」メンバー(2008年9月現在)

 ・株式会社アイエステクノポート
 ・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
 ・株式会社ウェルキャット
 ・株式会社クライム
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 ・株式会社ミガロ

◎編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部 
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